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【2006年年頭挨拶ニュースリリース】ボーダフォン(株)会長 津田志郎氏と社長 ビル・モロー氏

2006年01月04日 22時28分更新

文● 編集部

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会長・社長年頭挨拶(要旨) 「反転攻勢」から「成長」へ

<津田志郎会長>
皆さん、明けましておめでとうございます。まず年末年始のお休みの間もお客さまを支えてくださったネットワークセンター、カスタマーサービスセンター、そしてショップの皆さん、ありがとうございました。

一年前の今日、私は「2005年を反転攻勢の年にしよう」と皆さんに申しました。残念ながら、1月から5か月間純減が続くことになりましたが、4月にモロー社長を迎え新経営体制が始動し、6月以降は純増に転ずることができました。これに伴い3Gの契約者は200万を突破、累計契約数も1500万に回復して「反転」を実現することができました。

2006年のスタートにあたり、まずは一年の中での最大の商戦期である春商戦で、これまで以上に良い実績を残して「攻勢」を続けなければなりません。さらに、秋に予定されている番号ポータビリティー(MNP)の導入まで残された時間は少ないのですが、これまで準備してきたことに加え、この時間を最大限有効活用して乗り切っていかなければなりません。業界全体を見れば、新規参入、FMC、放送と通信の融合、新技術としてのHSDPAやWiMAXの導入など多くの新たな取り組みが控えておりますし、当社にとっては、本格的な「成長」に向け正念場の年であると言えます。

社員の方々には、「One Team」として、「お客さま第一」で一層の奮起を期待しています。みなさん、一緒に頑張っていきましょう。

<ビル・モロー社長>
新年を迎えるにあたって、まず2004年そして2005年を振り返ってみます。2004年はさまざまな技術革新のあった年でした。2005年は、経営基盤向上のため、更なる変化を遂げた年でした。2005年、私達は、「Customer First(お客さま第一)」および、社内だけでなく、パートナー会社も含めた「One Team」という二つのコンセプトのもと精力的に活動してきました。そのおかげで、純減から純増への「反転」を現実のものとしました。特に昨年11月の実績では5万7000の純増を記録し、12月もまた、好実績を残すことができたようです。2005年のみなさんのご尽力に深く感謝します。最近、「なぜ反転を実現できたのですか?」と質問されることがあります。それに対して私は、「基本に立ち返ったからです」と答えています。要因は一つではありません。さまざまな分野において基本に立ち返り、ひとつずつクオリティーを向上させるしかありません。

2006年は、業界全体でさらに大きな変化が生まれます。しかし、私たちボーダフォンの社員は、この数年間でとりわけ多くの変化を経験し、変化に対するトレーニングを十分に積み、準備もできています。私はこれまで、さまざまな会社を見てきましたが、当社の社員は、どの会社より、誇りがあり、決意に満ちており、チャレンジ精神にあふれる社員だと思います。この先みなさんは、「この計画で本当にいいのだろうか?」実現できるのだろうか?」などと、立ち止まって疑問に思うこともあるでしょう。しかしそんな時、「私たちはいったいどういう会社なのか」「私たちはどういう人間なのか」ということを思い出してほしいのです。そうすれば、そんな疑いは消えることでしょう。

みなさんには、過去にとらわれることなく、素晴らしい未来を自分達の手で切り拓くという気持ちと、オープンマインドで前進していって欲しいと思います。

2006年は、当社にとって「成長」の年です。我々自身の手で、「獲得」していきましょう。

以上

(用字用語は原文のまま)

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