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【一足先に目撃!!】ワンセグ対応のモバイルノートパソコン“VAIO type T”

2006年01月06日 19時59分更新

文● 伊藤裕也

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VAIO type Tでの視聴・録画は『VAIOモバイルTV』という専用アプリケーションで行なう。

VAIOモバイルTVのユーザーインターフェイスにはコントローラやスクリーンをデスクトップの定位置(画面右柱)に固定するスタイルの“固定モード”、一般的なアプリケーションのようにウィンドウを自由に移動/拡縮できる“フロートモード”の2モードがあり、ユーザーが好みによって選択できるようになっている。固定モードではスクリーンがほかのウィンドウと重なることがないため、グルメ番組を見ながら番組で紹介されているレストランの情報をインターネットで検索し、番組が終わらないうちに電話で予約――のようなこともラクラク対応できる。一方フロートモードでは、スクリーンを自由に拡大・縮小できる。ワンセグの解像度はアスペクト比4:3の320×240ドット(QVGA)ないし16:9の320×180ドット(ワイドQVGA)だが、コントローラからの操作で最大200%まで、また、ウィンドウを操作すればデスクトップいっぱいに表示可能だ。

なお、以下のワンセグ放送の番組の画面は、すべてはめ込み合成となっていることをあらかじめご了承願いたい。

【写真15-a】ワンセグの視聴・録画を行なうアプリケーションは『VAIOモバイルTV』。VAIOモバイルTVには、デスクトップの定位置(画面右柱)にウィンドウを固定するスタイルの“固定モード”、一般的なアプリケーションのようにウィンドウを自由に移動/拡縮できる“フロートモード”というふたつの表示方法がある。写真のユーザーインターフェイスは、固定モード(初期設定)【写真15-b】固定モードのユーザーインターフェースは、映像/字幕を表示するスクリーンに、タイムシフトコントロール/録画を行なうコントローラー、チャンネル変更や録画したビデオの一覧を表示するためのタブ――といった構成。視聴・録画に必要なすべての要素がコンパクトにまとめられている
【写真16】固定モードではデスクトップにおける一定の領域を占有し、そのウィンドウは最前面に表示される。オフィスを使いながら・ウェブページを見ながら――というような“ながら”視聴に便利だ。ほかのアプリケーションのウィンドウは、VAIOモバイルTVが使用する領域を除いた範囲内で展開・最大化できる
【写真17-a】もうひとつの表示方法であるフロートモード。固定モードのユーザーインターフェースから、スクリーンおよびタイムシフトコントロール・録画のためのコントローラーを分離したモードだ【写真17-b】フロートモードでは、一定時間操作を行なわないとスクリーンのみの表示になる。また、デスクトップの右端にあるチャンネル変更や録画したビデオの一覧を表示するためのタブも、スライドしてデスクトップの外に隠れるようになっている(写真では「テレビ」タブを選択し、放送局名/番組名にモザイクをかけている)
【写真18-a】200%で表示したところ【写真18-b】200%までの拡大はスクリーン上部にある+ボタンを押すことにより行なえる
フロートモードのスクリーンサイズは可変で、自由に変更できる
【写真19】フルスクリーンで表示したところ(写真では、画面下の字幕部分にモザイクをかけている)。200%を超える拡大はウィンドウサイズの変更により行なえる
【写真20】画面右端のウィンドウがデータ放送。写真では、試験電波を発射している放送局がお知らせを表示していた。2006年4月のサービス開始以降は、テレビ局や番組に関するさまざまな情報などがここに表示されると思われる【写真21】画面右端のウィンドウが番組情報。写真では、この放送局のこれからの番組表と、放送中の番組のタイトルと放映時間、テキストによる簡単な内容の紹介を表示している
ワンセグで提供されるデータ放送や番組情報は、独立したウィンドウで表示する。この表示は自由にオンオフできる
【写真22】テレビ番組の録画はコントローラーの録画ボタンを押すことにより行なう。録画ボタンを押して録画を開始すると、写真右下のようにその情報がポップアップ表示される
【写真23】録画中はコントローラーの時間を表すバー(写真、番組画面下)に録画している範囲が赤く表示されるとともに、チャンネルセレクター(写真、右のリスト)に録画中であることがアイコンで表示される。なお、予約録画には対応していない
no【写真24】録画した映像の再生は、ビデオと記されたタブのリストから選択することにより行なう。なお、録画した映像は暗号化されているため、録画したパソコンのVAIOモバイルTVでしか視聴できない
【写真25】視聴中に一時停止ボタンを押すと、ライブ映像の一時停止が可能だ。停止した場所からの再生や早送りはもちろん、アプリケーション起動時から映像を蓄積することで早戻しもサポートしている。映像の蓄積については現在視聴中のものと、そのひとつ前の番組のみなので、それ以前の番組まで早戻しして視聴することはできないという制限はあるが、視聴中に宅急便が届いた・見たいシーンを見逃してしまった――というような状況で大変便利

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