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富士ゼロックスプリンティングシステムズ、A4カラーレーザープリンター『DocuPrint C3200 A』やA3対応スキャナー『DocuScan C4250』など3製品を発売

2005年12月01日 21時59分更新

文● 編集部

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富士ゼロックスプリンティングシステムズ(株)は1日、A4カラーレーザープリンター『富士ゼロックス DocuPrint(ドキュプリント) C3200 A』、A3対応カラースキャナー『富士ゼロックス DocuScan(ドキュスキャン) C4250』、A4対応カラースキャナー『富士ゼロックス DocuScan C3200 A』の3製品を発売すると発表した。価格と出荷開始日は、『DocuPrint C3200 A』が19万8000円(税別)で2006年1月中旬、『DocuScan C4250』が29万8000円(税別)で2005年12月上旬、『DocuScan C3200 A』が19万8000円(税別)で12月下旬の予定。

『DocuPrint C3200 A』
『DocuPrint C3200 A』

『DocuPrint C3200 A』は、従来機種『DocuPrint C1616』の後継機種で、RISCプロセッサー(MPC8245-400MHz)と128MB(最大640MB)のメモリーを搭載し、カラーで毎分25枚、モノクロで毎分35枚のA4プリントを行なえるのが特徴。標準で両面印刷にも対応しており、カラーで最大毎分14.8ページの印刷が行なえる。ファーストプリントはカラーが11秒以下、モノクロが9秒以下。解像度は1200dpi×1200dpiで、多値制御により最大で9600dpi相当×600dpiに対応。給紙枚数は普通紙で550枚。フォントは和文2書体(平成明朝体W3/平成角ゴシック体W5)と欧文30書体などを内蔵。ページ記述言語は独自のART EXを搭載し、ART IV、ESC/Pなどのエミュレーションが可能で、オプションとして“Adobe PostScript 3”もサポートする。トナーには“ポリエステル球形トナー”を採用し、黒文字のギラツキ感を改善しており、印刷後に書き込んだり付箋紙を貼り付けたりすることもできる。用紙や好みにより画像の光沢感を選べるグロスコントロール機能も搭載している。

組み合わせ
『DocuPrint C3200 A』と『DocuScan C3200 A』を組み合わせたイメージ

インターフェースは、IEEE 1284準拠双方向パラレル、10/100BASE-TX、USB 2.0(Hi-Speed)、USB 1.1を搭載し、“IPP(Internet Printing Protocol)”と印刷データを暗号化する“SSL暗号化通信”に標準で対応する。普通紙にプリント時に目に見えにくいパターンで文字情報などを埋め込むことで機密文書の不正コピーを抑止可能な富士ゼロックス(株)製ソフト『TrustMarkingBasic』にも対応する予定。オプションのHDD『EL300508』(40GB/価格9万9000円/税別)を搭載した場合に、残存する印刷データを上書き/一括消去して解析できなくする機能も搭載されている。

本体サイズは幅429×奥行き580×高さ 457mm、重量は約35kg。排気ファンを使わずに吸気ファンで冷却を行なうことで、消費電力の低減とトナーの飛散を防止したという。消費電力は最大1100W(平均440W、節電モード5.5W)。プリンタードライバーソフトはWindows 95/98/Me/2000/XP/NT 4.0、Windows Sever 2003用が付属する(日本語版と英語版に対応)。Mac OS/Mac OS XにはPostScript 3で対応。トナーカートリッジには標準タイプ(4000ページ)のほか大容量タイプ(カラー4000ページ、モノクロ9000ページ)も用意されており、使用済み消耗品の無償回収も行なわれる。



『DocuScan C4250』 『DocuScan C3200 A』
『DocuScan C4250』『DocuScan C3200 A』

『DocuScan C4250』は、光学解像度が600dpiで、A4縦/300dpiの場合、カラーで毎分23ページ、モノクロで毎分40ページのスキャンが行なえ、自動両面読み取りも可能なフラットベッド/シートフィード対応のスキャナーユニット。最大スキャンサイズは297×432mm。本体にはタッチパネル対応の4.7インチ液晶パネルを搭載しており、プレビューなどのほか、読み込みからパソコン/サーバーへのデータ送信までスキャナーユニットから行なえる“プッシュスキャン”にも対応している。スキャンしたデータは、メールで送信する“E-mail送信”、PDF/DocuWorks文書 /TIFF/JPEGファイルとしてダイレクトに出力する“PC保存”、USBフラッシュメモリーに保存する“USBメモリ保存”などに対応。また、『DocuPrint C3200 A』などの対応プリンターと組み合わせることでコピー機としても利用できる。

本体サイズは幅582.0×奥行き658.0×高さ209.0mm、重量は24.0kg。消費電力は最大120W(スタンバイ時40W以下/節電モード時9W以下)。インターフェースは10/100BASE-TX、USB 2.0(Hi-Speed)×3(側面2、前面1)を装備する。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP/NT 4.0(SP4~6a)、Windows Sever 2003。プロトコルはTCP/IPをサポートする。ドキュメントハンドリングソフト『DocuWorks 6.0 日本語版』の1ライセンスが付属する。

『DocuScan C3200 A』はA4対応モデル。A4横/300dpiの場合、カラー毎分20ページ、モノクロ毎分31ページのスキャンが行なえる。本体サイズは幅448.0×奥行き502.0×高さ194.0mm、重量は15.0kg。消費電力は最大100W(スタンバイ時35W以下/節電モード時9W以下)。解像度やインターフェースなどは『DocuScan C4250』と同等。

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