NEC/NECアクセステクニカ、ネットワーク家電を4台まで接続できるIEEE 802.11a/b/g対応無線LANコンバーター『AtermWL54SE』を発売
2005年11月24日 23時23分更新
日本電気(株)とNECアクセステクニカ(株)は24日、“AtermWARPSTER(エーターム・ワープスター)”の新製品として、Ethernetポートを4つ搭載し、ネットワーク家電を4台まで接続できる無線LANコンバーター『AtermWL54SE』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格はオープン。出荷開始は11月末。
『AtermWR7850Sワイヤレスセット(SE)』 | 『AtermWR6650Sワイヤレスセット(SE)』 |
『AtermWL54SE』(PA-WL/54SE)は、IEEE 802.11a/b/g無線LAN規格に対応したトリプルワイヤレス仕様の無線LAN子機で、IEEE 802.11aの新チャンネル(W52/W53)と従来チャンネル(J52)の両方に対応しているのが特徴。米アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速化技術“Super AG”もサポートする。無線LANの自動設定機能“らくらく無線スタート”に対応しており、対応したアクセスポイントと組み合わせることで3回のボタン操作だけで接続設定が行なえる。セキュリティー機能はSSID、152bit/128bit/64bit WEP、WPA-PSK(AES、TKIP)に対応。
LANポートは10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×4を搭載し、アンテナは内蔵アンテナとダイポールアンテナを利用する。本体サイズは幅26×奥行き130×高さ97mm(スタンド/突起部を除く)、重量は約0.2kgで、小型化も図られている。消費電力は最大8W。
“着せかえパネル” | “おめかシート”を挟んだ様子 |
併せて、IEEE 802.11a(W52/W53)/b/g同時利用の無線ブロードバンドルーター『AtermWR7850S』とのセットモデル『AtermWR7850S ワイヤレスセット(SE)』(PA-WR7850S/SE)、IEEE 802.11a(W52/W53)とb/g切り替えタイプの無線ブロードバンドルーター『AtermWR6650S』とのセットモデル『AtermWR6650S ワイヤレスセット(SE)』(PA-WR6650S/SE)も販売する。価格はオープン。
セットモデルは、全セットごとに異なる無線LAN設定を行なった状態で出荷され、ネットワーク機器をEthernetポートに接続すれば無線LANを利用できるようになっているのが特徴。また、ネットスター(株)のURLフィルタリングソフト『みんなでネット グーイ』(最大90日間無償利用版)が付属しており、無償利用期間終了後は優待価格で高機能版『みんなでネット グーイ ファミリースタイル』へ移行することもできる。
セットモデルにおいては、初回生産分6000台を対象とした“着せかえパネル”プレゼントキャンペーンを実施する。対象製品の包装箱には“初回限定!着せかえパネルつき”シールが貼付され、標準色(ミントグリーン)のほか1枚の着せかえパネル(サンセットオレンジ/アクアブルー/クリアーグレイのうち1枚)が添付される。さらに製品情報サイトでは、本体と着せかえパネルの間に挟んで利用できるデザインシート“おめかシート”のデータを提供するという。