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セブン-イレブンとYahoo! JAPAN、包括業務提携に向け検討を開始――インターネットとリアルネットを融合

2005年11月18日 18時48分更新

文● 編集部

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(株)セブン&アイ・ホールディングスと(株)セブン-イレブン・ジャパン、ヤフー(株)は18日、ビジネス資源を有機的に結合した包括的な分野において業務提携する方向で検討を開始することで基本合意したと発表した。

これは、(株)セブン&アイ・ホールディングスと(株)セブン-イレブン・ジャパンがITビジネスを拡充する目的で、ヤフーとの業務提携を検討するもの。国内最大のポータルサイト“Yahoo! JAPAN”の持つインターネット上の集客力/総合力と、セブン-イレブン・ジャパンの約1万1000店舗のリアルネットワークを融合させることで、顧客満足度の高いサービスの実現を目指すとしている。

具体的な検討内容は、セブン-イレブン店舗をインターネットオークションの物流と決済の拠点として利用、共同インターネットサイトの構築/運営、セブン-イレブン・ジャパンの商品販売データなどとYahoo! JAPANのインターネット上の各種データを連動させた双方向の来店促進/販売促進、セブン-イレブン店舗でのYahoo!クーポンの利用、セブン-イレブン店舗でのYahoo! JAPANサービス利用者の獲得、チケットの発券サービス、セブン-イレブン店舗でのYahoo!ポイントの利用などの決済関連ビジネスなど。

併せて、セブン-イレブン・ジャパンとヤフーは、両社が出資するセブンアンドワイ(株)の資本移動を両社間で2006年2月をめどに行なうことでも合意しており、これによりセブンアンドワイはセブン&アイ・ホールディングスの連結子会社となる。

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