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松下電器産業、PDFとの連携を強化した活字OCRソフト『読取革命Ver.10』を発売

2005年11月15日 00時00分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は15日、日本語/英語活字カラーOCRソフト“読取革命”の新製品として、PDFファイルとの連携を強化した『読取革命Ver.10』を25日に発売すると発表した。販売開始から10周年目の10製品目となることから、記念モデルとして特別価格で販売する。価格は、1万2800円。優待版(6800円)、5ライセンス版(4万2000円)などをラインアップする。ダウンロード版も12月9日に発売する(価格はオープン)。

製品パッケージ
『読取革命Ver.10』

『読取革命Ver.10』は、松下グループ内で開発している“日本語活字文字OCRエンジン”の認識精度を高めたほか、高圧縮PDFファイルの処理を高速化するとともに、PDFファイル変換ツール『簡単!PDF for Office』を同梱するなど、PDFとの連携機能を強化したのが特徴。手書き文字認識機能も搭載している。日本語文字認識はマルチフォント(明朝体/ゴシック体/教科書体/ワープロ体/新聞文字など)の約4000字の文字種に対応。英語文字認識はマルチフォント(Century/Helvetica/Courierなど)の101文字に対応する。図形認識は直線/ベジェ曲線/円弧などに対応する。

入力画像の解像度は50~2400dpi(400dpi推奨)。最大原稿サイズはA4(600dpiの場合)またはA3(400dpiの場合)。入力ファイル形式は、TIFF/BMP/JPEGなど28種類以上に対応し、出力ファイル形式は、テキスト /CSV/RTF/JTD/DOC/XLS/PPT/HTML/XML/PDFに対応する。Word 2000/2002/2003にアドインすることも可能。対応機種はPentium III以上を搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000 Professional。パナソニック ソリューションテクノロジー(株)が製造する。

画面イメージ
『ファイル管理革命(ダウンロード版)』

併せて、パソコン用のファイリングソフト“検索革命”の後継製品として、“日本語活字文字OCRエンジン”を搭載し、検索したい任意の文字/数字を含むファイルを高精度で抽出する機能を搭載した『ファイル管理革命(ダウンロード版)』を18日に発売することも発表した。価格はオープン。対応OSはWindows XP/2000 Professional。パナソニック ソリューションテクノロジー(株)が製造する。

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