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セイコーエプソン、ワンタッチオフ機能を搭載した3LCD方式のプロジェクター『EMP-82』を発売

2005年11月08日 19時59分更新

文● 編集部

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セイコーエプソンは8日、ビジネスユース向けの“オフィリオ”ブランドの新製品として、輝度が2000ルーメンでXGA表示に対応した液晶プロジェクター『EMP-82』を発表した。エプソン販売(株)が11月中旬から販売する。価格は19万8000円(税別)。“新商品発売記念キャンペーン”として机上設置や掛図使用ができる携帯型スクリーン(50インチ相当)をセットにした“スクリーンセットモデル”『EMP-82SP』も販売する。限定3000台で、価格は通常モデルと同じ。

『EMP-82』
『EMP-82』

『EMP-82』は、液晶技術“3LCD(三原色液晶シャッタ式投影)方式”を採用し、独自の“E-TORL(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp:多重反射式高効率ランプ)”(170W UHE)を搭載したことで輝度効率を高めたほか、電源ONから投写開始までが約4秒の“クイックスタートアップ”と使用後のクールダウンの必要がない“ワンタッチオフ”に対応したのが特徴。短焦点レンズを搭載しており、投写距離が1.8mで60インチの投写が行なえる。投影サイズは30~300インチ。輝度は2000ルーメン(低輝度モード時1500ルーメン)で、コントラスト比は400:1。解像度は1024×768画素で、UXGA/SXGA/SVGA/VGAの縮小/拡大表示にも対応。

補正機能は、本体の傾きを検知して補正する“自動台形歪み補正”や、黒板に投写した際に自然な色合いになるように最適化する“黒板モード”などを搭載する。そのほか、矢印などを表示して指し示すことができる“ポインタ”機能や、利用者をパスワードで管理できる“パスワードプロテクト・操作ボタンロック”なども搭載している。また、初心者向でも利用できるように日本語表記のインターフェースを採用し、ヘルプ機能も利用できる。

入力端子はミニD-Sub15ピン×2、RCA、S端子を装備し、アナログRGB、コンポーネント、コンポジットビデオ、D1~D4(525i/p、625i/p、750p、1125i)に対応する。ビデオ方式はNTSC/PAL/SECAMに対応。入力検出ボタンを押すだけで信号が入力されている映像ソースを自動的に検出して投写できるようになっている。出力端子はミニD-Sub15ピンを装備し、コントロール用のRS-232CとUSBも搭載している。スピーカーは5Wのものを内蔵する。

電源はAC100~120V/200~240Vで、消費電力は250W(待機時4W)。本体サイズは幅327×奥行き246×高さ86mm、重量は約2.7kg。設置時の画面の高さ調整や水平調整を行ないやすくするために高さ調整の脚には1本の“単脚”が採用されている。リモコン、レンズカバー、ソフトキャリングケースが付属する。

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