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WIDEプロジェクト、“KAMEプロジェクト”の完成を宣言――IPv6研究開発が新段階に

2005年11月07日 23時43分更新

文● 編集部

WIDEプロジェクトは7日、1998年から推進してきたIPv6技術の研究開発プロジェクト“KAMEプロジェクト”の活動を完結させ、IPv6技術の高機能化や新領域への展開に向けた戦略的な研究開発の取り組みへと発展させると発表した。これは、IPv6技術の基本仕様の国際標準化が完了したことと、商用展開に必要な基盤が確立したことにより、当初の活動目的を達成したと判断したことによるもの。

“KAMEプロジェクト”では、BSD UNIX上でIPv6プロトコルスタックの研究開発を行ない、国際標準化組織“IETE(Internet Engineering Task Force)”の活動に積極的に参加、開発したBSD UNIXのIPv6プロトコルスタックの参照ソフトウェアをオープンソフトとして公開することで、

  1. 個別に同一のプロトコルスタックの研究開発を行なう必要がなくなることによる研究開発効率の向上
  2. 相互接続性の向上
  3. ソースコードの公開によるソフトウェアエンジニアの効率的な養成

を実現し、国際的な評価を受けている。

WIDEプロジェクトでは、KAMEプロジェクトの活動が完結したことから、今後、プロジェクトメンバーの戦略的再配置を行ない、IPv6に関する研究開発を、高機能化や新領域への展開など戦略的に推進展開する。具体的には、“モバイル・アドホックネットワーキング”、“センサーネットワーキング”、“エンドツーエンドセキュリティーアーキテクチャ”などの領域におけるネットワークアーキテクチャー、OS、ミドルウェア、アプリケーションなど実践的で総合的な研究開発を戦略的に推進し、IPv6技術のさらなる高度化と高機能化に貢献していくとしている。

ちなみに、KAMEプロジェクトは、WIDEプロジェクト、(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)、横河電気(株)、(株)日立製作所、東京大学など13組織が1998年4月に設立した産学共同プロジェクト。その後、研究開発は、アラクサラネットワークス(株)、IIJ、慶応義塾大学、東京大学、(株)東芝、日本電気(株)、日立製作所、富士通(株)、横河電気から参加した研究者が中心となって推進したという。

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