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ジャストシステム、『一太郎2006』『花子2006』『ATOK2006』を2006年2月10日に発売――ATOKはWindows XP x64 Editionに対応!!

2005年10月31日 19時51分更新

文● 編集部 佐久間康仁

『一太郎2006』『花子2006』『ATOK2006』などのパッケージ
今回発表された『一太郎2006』『花子2006』『ATOK2006』などのパッケージ

(株)ジャストシステムは31日、東京・青山の青山ダイヤモンドホールにプレス関係者を集め、Windows用ワープロソフト『一太郎2006』、グラフィックソフト『花子2006』、電子辞書をセットにした日本語IME『ATOK2006[電子辞典セット]』などを2月10日に発売すると発表した。対応OSや価格などの詳細は以下のとおり。



一太郎2006

対応OS
Windows 98/Me/2000(SP4以上)/XP
製品版
2万円
キャンペーン版
(15万本限定、ジャストシステム製品およびMicrosoft Office/Word、ロータススーパーオフィスの登録ユーザー向け)
9800円
バージョンアップ版
8000円
キャンパスキット
(中学生以上の生徒/学生、および教職員関係者向け)
8000円

花子2006

対応OS
Windows 98/Me/2000(SP4以上)/XP
製品版
9800円
バージョンアップ版
8000円
キャンパスキット
8000円
書籍セット
1万800円

一太郎2006&花子2006スペシャルパック

内容
一太郎2006、花子2006、『PDFから一太郎!』(PDFファイルを一太郎で読み込むためのユーティリティーソフト)、『Justsystem PDF Creator LE』(一太郎文書をPDF形式で保存するためのユーティリティーソフト)
製品版
2万5000円
バージョンアップ版
1万5000円
キャンパスキット
1万5000円

ATOK2006

対応OS
Windows 98/Me/2000(SP4以上)/XP/XP Professional x64 Edition
製品版
8000円
[電子辞書セット]
(『明鏡国語辞典』『ジーニアス英和辞典 第3版』『ジーニアス和英辞典 第2版』が付属)
1万1000円
[就活応援セット]
(『NHK 新用字用語辞書 第3版 for ATOK』が付属、大学/大学院/高専/高校/専門学校の学生向け)
5800円
AAA優待版(ATOK登録ユーザー向け、直販のみ)
5000円
AAA優待版[電子辞書セット]
8000円

ATOK連携電子辞書シリーズ『広辞苑 第五版 for ATOK』

対応アプリケーション
ATOK 2005/2006、一太郎 2005/2006(単独動作は不可)
製品版
8600円
代表取締役社長の浮川和宣氏
代表取締役社長の浮川和宣氏

発表会には、代表取締役社長の浮川和宣氏、一太郎2006/花子2006ビジネスオーナーの成家 勉氏、ATOK2006ビジネスオーナーの稲野豊隆(いねのとよたか)氏らが出席し、各製品の特徴や詳細を説明した。

掲載当初、成家 勉氏の表記を誤っておりました。お詫びして訂正いたします。(2005年11月16日)

最初に挨拶に立った浮川氏は、「多くの人たちから望まれていた機能を追加するとともに、社内で研究を重ねてきた技術的な“夢”や“テーマ”をいくつか選びながら取り込んでいる。1年で(早くも)バージョンアップするのかという声もあるが、研究テーマの多さを考えると、1年に1回集中的に機能アップする必要があると決めて実践してきている」と話し、一太郎/花子/ATOKシリーズにかける同社の強い意気込みを改めて示した。

一太郎2006/花子2006ビジネスオーナーの成家 勉氏
一太郎2006/花子2006ビジネスオーナーの成家 勉氏

次に、成毛氏が「一太郎2006、花子2006ともに、“ビジネスフレンドリー”なビジネスアプリケーションとして開発した」と切り出し、両製品の特徴を説明した。

一太郎2006で改良されたインターフェース
一太郎2006で改良されたインターフェース

一太郎2006では、新たに“提出確認”モードを搭載。これは文書に“透かし”や、機密文書/社外秘などのスタンプを貼付したり、提出前の文書校正や改ざん防止のパスワードを設定することで信頼性/安全性を向上するための機能。また、文書の比較機能を強化し、修正した部分を段落ごと抜き出すほか、いつ誰が変更したものか改定履歴をリストアップすることができるようになった。

改ざん禁止のためのパスワード設定画面 透かしおよび“社外秘”のスタンプを追加するところ
改ざん禁止のためのパスワード設定画面透かしおよび“社外秘”のスタンプを追加するところ

表現力についても向上し、文章の見出し部分を自動的に解釈して見出しの文字スタイルに自動変換するほか、提出資料向けに見出し単位で自動的に改ページする機能が追加された。文章主体の資料作りでは、ユーザーがいちいち強制改ページを指定せずとも自動解析機能で楽に文書作りが行なえるという。また、ルビ(ふりがな)機能も強化され、“モノルビ”の精度が向上した。モノルビとは文字1つずつに合わせてふりがなをレイアウトするもので、従来は同社調べで96%だった精度を99%に向上した。なお、もともとモノルビが振れない“当て字”については、自動的に均等割付を行なう。

アウトライン機能の強化 ルビ機能の強化
アウトライン機能を強化し、自動的に改ページを追加する機能を搭載したルビ機能の強化。グループルビとモノルビの違い

このほか、2006年夏にアップデートモジュールの提供で対応予定だが、OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)認定のXMLフォーマット“OpenDocument”の読み込み/書き出しをサポートする。具体的な時期などは未定だが、花子についても同じくOpenDocumentに対応する方向で開発を進めているとのこと。

アウトライン機能の強化 一太郎2005の場合 一太郎2006の場合
オリジナルのWord 2003文書。特に罫線と文章の組み合わせについて、レイアウトを保って読み込めるようになったという一太郎2005の場合。罫線で組んだ表組みに文書が回りこんで、レイアウトが崩れてしまっている一太郎2006の場合。表組みとレイアウトが正しく表示される
Word文書の互換精度の向上
花子2006のユーザーインターフェースの改良点
花子2006のユーザーインターフェースの改良点

花子2006は、“伝達力”“表現力”“連携力”に重点を置いて改良を加えたという。具体的には、花子で作成した画像を使ってプレゼンテーション中に、画像の一部分を拡大/パン(表示領域の移動)が可能になったほか、マーカー機能で入力した結果を元のファイルに反映・保存する機能が追加された。もともと花子はベクター形式の画像編集ソフトなので、ラスター形式と違って拡大してもドットが粗く見えることがない。この特徴を生かした機能強化と言える。

このほか、オブジェクトの重ね合わせで透明度(0~100%)の設定が行なえるほか、ブロック図形とコメント枠を連動させ、ブロック図を構成する各ブロックに連結したコメント枠が自動生成される(ブロック図形を変更すると、コメント枠も連動して配置や個数が切り替わる)など、表現力や生産性を向上させる機能強化が図られた。



作成した画像を表示・閲覧する“スライド”機能を強化 グラフなどに使う“ブロック図形”機能の強化
作成した画像を表示・閲覧する“スライド(プレゼンテーション)”機能を強化し、ズームやパンが行なえるようになったグラフなどに使う“ブロック図形”機能を強化し、コメント枠が各ブロックに連動するようになった

なお、従来から一太郎文書を閲覧・印刷するための“一太郎ビューアー”が無料配布されているが、新たに花子2006の発売と同時に花子で作成した画像データを閲覧・印刷・スライドショー(プレゼンテーション)表示するための“花子ビューアー”が無償配布されることも発表された。

ATOK2006ビジネスオーナーの稲野豊隆氏
ATOK2006ビジネスオーナーの稲野豊隆氏

ATOK2006の特徴は、まず「Windows XP Professional x64 Edition対応したこと」(稲野氏)だという。IMEの進化としては、誤変換の3大要素である

  • 未登録語
  • 文節区切りの間違い
  • 同音異義語

に対して、それぞれ変換精度の強化を図った。具体的には、国内外の地名、児童福祉や時事/トレンドの用語を追加し、語彙の充実を図るとともに、直前に確定(入力)した文章の中から、共起用例に基づく同音語の訳し分けを行ない誤変換を減らしたと言う。その具体例として

  • ブログに関する文章の直後では、“とうこう(投稿)”
  • 学校を含む文章の直後では、“とうこう(登校)”

という具合に、適切な変換語句の掲出を示した。

語彙を拡充するとともに、訳し分けの精度を向上させた 訳し分けの例
語彙を拡充するとともに、訳し分けの精度を向上させたという訳し分けの例。投稿と登校の使い分けが正しくできている
ATOK2006の機能強化点

また、訂正学習機能を強化し、組織の略称などで一度目に変換できず、複数の単語を入力/削除した場合に、その一連の入力動作を確認して“最初に変換できなかった読み”と“確定した文字列”を学習辞書に登録するよう促す機能が用意された。

訂正学習機能の強化 辞書の串刺し検索の例
訂正学習機能の強化辞書の串刺し検索の例

このほか、“きょう”“きのう”などと入力するとカレンダーからその日付を変換候補として表示する“日付入力支援機能”(西暦⇔和暦の変換や書式の変更も可能)、入力/変換した文字列を見出し語として検索する“電子辞書連携機能”を強化し、ユーザーが辞書切り替えを行なわなくとも串刺し検索(複数の辞書に対してまとめて見出し語検索)が可能になり、検索結果の一部をマウス操作でコピー&ペーストできるようになった。話し言葉の変換についても、新たに“話し言葉関東”をサポートし、日本全国を網羅。ただし、話し言葉辞書については今後も同社の運営する方言収集サイト“ほべりぐ”から精力的に集めていく、としている。


同社では新製品の発売を記念して、11月4日から2006年2月9日まで、一太郎2005/花子2005/ATOK2005の各製品を“無償アップグレード版”として販売するほか、一太郎関連製品の公式情報サイト“一太郎Web”の登録ユーザー(無償入会可能)向け限定コンテンツとして、最新版一太郎の製作過程を写真入りで紹介するという。

なお、発表会後のQ&Aで、記者から松下電器産業(株)と係争中の“ヘルプ機能に関する特許”について質問されると、「一太郎2006などは開発中の時点で特許に関するものは外して設計している。機能としては本当に些細なものであり、今後これを元に戻すつもりはない」(浮川氏)とコメントした。

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