富士通ブースのステージより |
富士通(株)のブースは、FMVシリーズの秋冬モデルを前面に押し出すと同時に、多数の参考出展を行なっていた。特に注目を集めていたのは、3機種のデザインコンセプトモデルだ。“Ultra Mobile”と名付けられたのは、フットプリントがCDジャケット並みというモバイルノートパソコンで、折りたたみ式のキーボードが特徴的。“LivingRoom Server”は名前のとおりリビングルーム向けのホームサーバーで、本体の素材にガラス/メタル/ウッドを用い、インテリアと喧嘩しないデザインとなっている。“SideTable Terminal”は、ソファーでくつろぎながら使用することをイメージしたパソコン。ノートパソコンのようにディスプレー部を倒して閉じ、サイドテーブルらしいスタイルでも使える。
Ultra Mobile |
LivingRoom Server |
SideTable Terminal |
富士通は地上デジタル放送対応のテレビチューナーを内蔵するデスクトップをすでにリリースしているが、会場では17インチワイド液晶ディスプレー搭載のノートパソコン“FMV-BIBLO NX”シリーズに地上デジタル放送チューナーを載せ、参考出展としていた。製品化の予定等は未定という。
地上デジタル放送対応のテレビチューナーを内蔵する“FMV-BIBLO NX”シリーズ。参考出展 |
会場ではモバイルノートパソコンの筐体カラーに関するアンケートも行なわれていた |
こちらは、シンガポール/香港/中国市場向けのデスクトップ“DESKPOWER TX”シリーズで、おなじみの“FMV”という冠は付かない。OSにはWindows XP Media Center Edition 2005を採用する |
こちらは、第4世代(2004年4月発表)の“FMV-BIBLO LOOX T”シリーズのマザーボード(左)と第5世代(2005年8月発表)のそれ(右)との大きさを比較する展示 | 第5世代のマザーボードは、第4世代と比較して回路の集積化が進んだ |
CEATECで展示されたカラー電子ペーパーが再び展示されていた。今回も参考出展 |
これは手のひらの静脈パターンを検知して個人を識別する、非接触型“手のひら静脈ログインシステム”のデモ | 参考出展された新しい手のひら静脈ログインシステム用センサーは、従来のセンサーと比較して大きさが4分の1程度で、ノートパソコン等への実装が期待されているという |