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【WPC EXPO 2005 Vol.2】日産、デジタルラジオ放送連携のテレマティクスサービス実証実験をデモ

2005年10月26日 16時36分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日産自動車のブースより
日産自動車のブースより

日産自動車(株)ブースでは、(株)エフエム東京と昨日発表した新テレマティクスサービスの実証実験を紹介している。これは、デジタルラジオ放送(2006年開始予定)のデータ放送を利用した自動車向け情報配信サービスを立ち上げることを目指し、ビジネスモデルやコンテンツ配信技術などを検証するという試み。日産が提供中のテレマティクスサービス“カーウィングス”をベースに研究を進めており、現段階では、ラジオ番組で流れた音楽をインターネットから購入してカーステレオのHDDに蓄積したり、走行/停車中の地域の関連情報を配信したりといった企画が考えられているという。



新サービスのイメージ ブックマークした内容は携帯電話機からも確認できる
新テレマティクスサービスの機器(開発中)。液晶パネルには、現在放送中の楽曲名などが表示され、気に入った場合には“この曲を買う”もしくは“ブックマーク”というメニューを選択する。液晶下のボタン類からも操作できるが、ハンドルにもサービス用のボタンが用意されているブックマークを選択すると、その情報が自動的にサービスサーバーに蓄積される。ブックマークした楽曲のリストは、携帯電話機などインターネット接続対応機器から専用のウェブサイトにアクセスしログインすれば、閲覧できる。音楽配信サービスと連携して“着うた”などをダウンロードしたり、ECサイトと連携して音楽CDなどを購入できるようにしたいという


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