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NEC、SOHO/小規模事業者向けIAサーバーのエントリーモデルを発売――3万2800円の『Express5800/110Gc』など3モデル

2005年10月20日 22時43分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は20日、IAサーバー“Express5800”のSOHO/小規模事業者向けエントリーモデルとして、低価格化を図ったタワー型の『Express5800/110Gc』、スリムタワー型の『Express5800/110Gc-S』、水冷式静音タイプの『Express5800/110Ga-C』の3モデルを同日付けで発売すると発表した。価格は、『Express5800/110Gc』が3万2800円から(税別/送料込み)、『Express5800/110Gc-S』が9万9800円から(税別/送料込み)、『Express5800/110Ga-C』が12万1000円から(税別/送料込み)。同日付けで出荷を開始する(110Ga-Cのみ28日)。

Express5800/110Gcなど3モデル
『Express5800/110Gc』『Express5800/110Gc-S』『Express5800/110Ga-C』

『Express5800/110Gc』は、 グラフィックス機能を統合したインテルE7221チップセットを採用し、最小構成でEM64T対応のCeleron D 331-2.66GHzと256MBのメモリー(ECC付きDDR2 SDRAM/デュアルチャネル対応)を搭載する1Wayサーバー。HDDはオプションでインターフェースはシリアルATAを標準で装備する。3.5インチFDDと40倍速CD-ROMドライブを搭載し、インターフェースは、10/100/1000BASE-T、USB 2.0×2、シリアル、パラレル、アナログRGB出力、PS/2×2を搭載する。拡張スロットは、PCI Express x8、PCI Express x4、PCI(32bit/33MHz)×2を搭載する。本体サイズは幅173×奥行き453×高さ448mm、重量は14kg(最大20kg)。電源はAC100Vで、消費電力は最大320W。サポートOSは、Windows 2000 Server、Windows Server 2003, Standard Edition。製品には、キーボード、マウス、セットアップツール“EXPRESSBUILDER”や管理ソフト“ESMPRO/ServerManager”“ESMPRO/ServerAgent”(Windows版)が付属する。保証期間は3年間(オンサイト保守サービスとパーツ保証)。

オプションとして、組み込み用のメモリーカード(256MB~1GB)やHDD(80GB~250GB)が用意される。

『Express5800/110Gc-S』は、本体サイズが幅220×奥行き445×高さ341mm(突起部を除くと幅95×奥行き420×高さ341mm)の省スペーススリムタワー型モデル。重量は7.5kg(最大10.5kg)。最小構成でPentium 4-3.0GHz、512MBのメモリーを搭載する。消費電力は215W。

『Express5800/110Ga-C』は、インテル875Pチップセットを採用し、最小構成でPentium 4-3EGHz、512MBのメモリー、カナダATIテクノロジーズ社のRADEON 7000(AGP)を搭載したモデル。水冷方式を採用したことで動作音を約30dBまで低減したのが特徴。インターフェースは10/100/1000BASE-T、USB 2.0×4、PS/2×2、シリアル、パラレル、アナログRGB出力などを搭載し、拡張スロットはPCI×3を搭載する。本体サイズは幅285×奥行き513×高さ459mm(突起部を除くと幅173×奥行き513×高さ448mm)、重量は15kg(最大18kg)。消費電力は310W。サポートOSはWindows Server 2003, Standard Edition。

同社では、中小規模の企業のファイル/ウェブ/インターネットサーバーや、大規模企業の部門サーバーなどに最適としている。

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