(株)バッファローは20日、同社のIEEE 802.11a(J52)対応無線LAN製品を世界標準のIEEE 802.11a(W52)に対応させるためのソフトウェアの無償ダウンロードサービスを21日に開始すると発表した。
バージョンアップツール画面サンプル |
同サービスは、IEEE 802.11a(J52)の4チャンネルを世界標準のIEEE 802.11a(W52)に対応させるもの。アクセスポイントに対してはJ52→W52に変更し、クライアント(無線LANカード/Ethernetコンバーター)に対してはJ52→J52&W52に変更する。
IEEE 802.11a(J52)と同(W52)/(W53)のイメージ |
対応機種は、無線ブロードバンドルーター(アクセスポイント)『WHR2-A54G54』『WHR3-AG54』、法人向けアクセスポイント『WLM2-A54G54/HA』『WLM2-A54G54/H』『WLM2-A54G54』『WLAH-A54G54』、無線LANカード『WLI-CB-AG54L』。ただし、バージョンアップを行なうと、J52へのバージョンダウンは行なえない。電波測定ツール『AirStation Monitor』に関しては、世界標準11a対応版を近日中にダウンロード提供を開始する予定という。
なお、IEEE 802.11a(W52)に加え、5.3GHz帯のIEEE 802.11a(W53)の4チャンネルを含む計8チャンネルを利用したい場合は、有償の“世界標準11a(8チャンネル)有償アップグレードサービス”で対応するとしている。