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ヤマハと富士写真フイルム、記録型DVDドライブのデータ記録用レーザーでディスクレーベル面に描画できる“Labelflash技術”を開発

2005年10月19日 23時26分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)と富士写真フイルム(株)は19日、記録型DVDドライブのデータ記録レーザーでDVDディスクのレーベル面に描画できる“Labelflash(レーベルフラッシュ)技術”を共同開発したと発表した。

サンプル
“Labelflash技術”

“Labelflash技術”は、青紫色の描画専用有機色素を、データ記録用レーザーを照射することにより透明化することで描画する技術。新開発のレーザー制御、ピックアップ駆動制御、回転制御、画像データの高速信号処理などの技術を採用するとともに、表面から0.6mmの深さに描画層を持つ専用ディスク構造を採用したことでデータ記録時と同じフォーカシング状態で描画できるうえ、表面がポリカーボネート層で保護されているため、画像の保存性/耐傷性に優れているという。また、シールを貼った場合などと比べて、重量バランスが狂ったりせず、シールが剥がれてドライブに影響を与えるといったこともないとしている。描画時間は“高速記録モード”の約5分から“高画質モード”の約20分まで。

“Labelflash技術”を利用するには、対応ドライブと専用ディスクが必要となる。描画レーザーの波長は655nm、レンズ開口率(NA)は0.65。ディスクの描画エリアは半径25~58mm。

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