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BBモバイル、携帯電話機とパソコンを連動させた個人向け認証セキュリティーサービス“SyncLock Personal”の提供を開始

2005年10月17日 21時55分更新

文● 編集部

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BBモバイル(株)は17日、独自開発の認証セキュリティーシステム“SyncLock(シンクロック)”を利用した認証セキュリティーサービス“SyncLock Personal(シンクロック パーソナル)”の提供を同日付けで開始すると発表した。

“SyncLock”は、携帯電話機とパソコン上のアプリケーションを、認証サーバーを利用して同期通信させ、重要度に応じた任意の認証を組み合わせることで、データファイルの暗号化と管理を行なう認証セキュリティーシステム。認証には携帯電話機の個体識別番号を鍵として利用し、認証サーバー上で本人の特定と接続条件の認証を行なうだけでなく、暗号化処理に複数の認証条件(暗証番号/Q&A認証/バイオ認証など)を組み合わせることができるマルチ認証機能に対応しているのが特徴。情報を共有したい個人を指定したデータの保管や情報共有も行なえるという。

同社では、“SyncLock”を利用したサービスの第1弾として、ウェブサイトで利用可能な“SyncLock Personal”を提供する。携帯電話機から鍵の登録を行なうためのパソコンソフト『SyncLock Personal』、1アカウントで10個の錠前を利用できる“錠前アカウント”(6ヵ月/1年/2年契約)などで構成される。料金は、携帯電話機からの鍵登録や『SyncLock Personal』の利用、解錠機能の利用などは無料。錠前アカウントは、6ヵ月契約で3300円(月額換算550円)、1年契約で5160(月額換算430円)、2年契約で月額390円(月額390円)。30日間試用できる“錠前アカウントお試し期間”も無料で用意されている。

パソコンの対応機種は、Pentium III互換以上、256MB以上のメモリーを搭載し、OSにWindows XP SP1以上をインストールしたPC/AT互換機。携帯電話機の対応機種は、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの主要なiアプリ/HTML対応製品、KDDI(株)のauブランドの主要なFlash/HTML対応製品、ボーダフォン(株)の主要なFlash/HTML対応製品。

同社では、2006年4月には法人向けサービスとして“SyncLock Enterprise(シンクロック エンタープライズ)”の提供も予定しているという。

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