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SeventeamからFlex/Micro/ATXにそれぞれ対応した電源が4製品登場!

2005年10月15日 22時41分更新

文● 北村

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 SeventeamからFlex/Micro/ATXにそれぞれ対応した電源4製品が秋葉原のショップに登場した。内訳は、ATX対応の550W電源「ST-550EAG」と460Wの「ST-460EAD」、Micro ATX対応の容量250W電源「ST-250MAK」、Flex ATX対応の容量220W電源「ST-220FAB」の4種類。販売代理店はザワード。

「ST-550EAG」と「ST-460EAD」
「ST-550EAG」(左)と「ST-460EAD」(右)

 「ST-550EAG」は容量550WのATX電源で、ATX12V Ver.2.2(SSI-EPS12V互換)に対応している。Active PFC回路を搭載しており、無効電力の際に起こるひずみ波形の高調波を抑制することにより、安定した有効電力を供給可能だ。また、電源内部の温度と電源に掛かっている負荷を計算し、最適なファン回転数を自動的に検知するS.T.N.C(Smart Thrmal & Noise Control)回路を搭載。そのほか、EMI(ノイズ)対策のため、高周波を除去するというEMIフィルタがケーブルに施されている。コネクタは、ATXメイン(20/24ピン)×1、ATX12V×1、SSI EPS(8ピン)×1、PCI-Express(6ピン)×2、FDD用×2、HDD用×6、Serial ATA用×2。サイズは150(W)×140(D)×86(H)mm。なお、容量が460Wの「ST-460EAD」もラインナップされている。

「ST-550EAG」 「ST-460EAD」
容量550WのATX電源「ST-550EAG」。底面に9cmファン、側面に8cmファンを内蔵している容量460WのATX電源「ST-460EAD」。「ST-550EAG」との違いは、PCI-Express(6ピン)コネクタが1本になったことと、ファンが側面の8cmファンのみということ
コネクタ NOKONA対応
ケーブルには高周波を除去するというEMIフィルタが施されている。2本の6ピンPCI Expressコネクタを装備するためSLIにも対応しているSSI EPS(8ピン)コネクタを搭載するためXEON(NOCONAコア)などのサーバー用CPUにも対応している

 「ST-200MK」の後継機種となるMicro ATX電源の「ST-250MAK」は、容量が従来の200Wから250Wにアップした。前述のMicro ATX電源「ST-550EAG」同様、Active PFC回路とS.T.N.C回路を搭載する。コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。サイズは125(W)×100(D)×63.5(H)mm。

「ST-250MAK」 パッケージ
容量250WのMicro ATX電源「ST-250MAK」。底面に8cmファンを内蔵しているパッケージによると、ファンが本体からやや飛び出している「ST-250MAD」という製品もあるようだ

 「ST-150SL」の後継機種となるFlex ATX電源の「ST-220FAB」は、容量が従来の150Wから220Wにアップ。同社によると「小型電源の廃熱設計は非常に難しくあらゆる部品にストレスがかかるため、本製品では国産のコンデンサを使用することで熱によるダメージを軽減している」という。コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。サイズは43(W)×191(D)×82(H)mmで、ショップによると「Shuttle製のキューブPCに搭載可能」とのこと。なお、各製品の価格は以下の表の通り。

「ST-220FAB」 コネクタ
キューブPCに最適な、容量220WのFlex ATX電源「ST-220FAB」。4cmファンを側面に内蔵コネクタは、ATXメイン(20ピン)×1、ATX12V×1、FDD用×3、HDD用×1、Serial ATA用×1。
Seventeam
ST-550EAG
\12,800 CUSTOM
\15,540 USER'S SIDE
Seventeam
ST-460EAD
\13,440 USER'S SIDE
Seventeam
ST-250MAK
\5,380 テクノハウス東映
Seventeam
ST-220FAB
\5,480 テクノハウス東映
\5,780 TSUKUMO eX.
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