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ヤフー、携帯電話機向けコンテンツ流通サービスを開始――電話番号だけでなくコンテンツも“ポータビリティー”

2005年10月13日 23時55分更新

文● 編集部 伊藤咲子

ヤフー(株)は13日、携帯電話機/パソコン向けのデジタルコンテンツ流通サービス“Yahoo!コンテンツストア”を本日開始すると発表した。これは、“Yahoo! JAPAN”がすでに運用しているプラットフォームを使用し、パソコン/携帯電話のどちらからでもコンテンツの決済や管理が行なえるサービス。現在は、インターネット対応携帯電話機(キャリア問わず)向けに、占い/ゲーム/着うた/電子書籍など59社120タイトルのコンテンツが販売されている。記者会見には、ヤフー代表取締役社長の井上雅博氏のほか、(株)サイバード、(株)インデックス、バンダイネットワークス(株)など携帯電話機向けコンテンツ市場に黎明期より参画している企業を含めた8社の代表が同席した。

携帯電話機向けコンテンツ市場に黎明期より参画している企業を含めた8社の代表が出席
(株)サイバード、(株)インデックス、バンダイネットワークス(株)など携帯電話機向けコンテンツ市場に黎明期より参画している企業を含めた8社の代表が出席。中央の白いジャケットがヤフー代表取締役社長の井上雅博氏

Yahoo!コンテンツストアは、2006年度に導入が予定されている携帯電話機の“番号ポータビリティー”制度をにらんでのもの。同社は、番号ポータビリティーを利用して携帯電話キャリアを変更しても、電話番号だけでなくメールアドレスやコンテンツもそのまま移行できる“コンテンツポータビリティー”というコンテンツ流通プラットフォームの構想を、昨年12月に打ち出している。また、昨年12月よりウォルト・ディズニー・ジャパン(株)が保有するキャラクターの待受け画面などをYahoo!コンテンツストアと同様の枠組みで配信しているが、プラットフォーム提供会社としての「ノウハウの蓄積」(サービス統括部プロデューザー 川邊 健太郎氏)を受けて、このたびの本格始動に至ったという。

我々は純然たるプラットフォーム提供者

ヤフー代表取締役社長の井上雅博氏
ヤフー代表取締役社長の井上雅博氏

Yahoo!コンテンツストアの開始にあたっては、パソコン向けの“Yahoo! JAPAN”と、携帯電話機向けのウェブサイト“Yahoo!モバイル”(アクセスはURLを直接指定:http://yahoo.jp)に専用コーナーが設けられている。Yahoo!モバイル全体では今月にも月間10億ページビューを越える見通しで、ユニークユーザーは500~1000万人という規模。ヤフー代表取締役社長の井上雅博氏は、「ヤフーは何でもかんでも一番を目指すというところがあるが、携帯電話機でのインターネットの利用も一番っぽくなってきたかな」と自負する。



サービス統括部プロデューザー 川邊 健太郎氏
サービス統括部プロデューザー 川邊 健太郎氏

コンテンツ流通サービスで“一番”になるには、コンテンツプロバイダーの協力が必須だが、Yahoo!コンテンツストアと携帯電話キャリアの既存コンテンツ流通サービスとの違いは、価格や課金体系(月額課金/都度課金)の設定の自由度にあるという。例えば、Yahoo!コンテンツストアでは上限額を設けていない。これは「我々の場合は純然たるプラットフォーム提供者」(川邊氏)という運営姿勢によるもの。Yahoo!コンテンツストアで販売するためのガイドラインや審査は「キャリアと同じくらいに厳しい」が、コンテンツプロバイダーの悩みどころである「『(競合サービスとの)差別要因はどこか? 』といった現場の担当者レベルでの突っ込みは行なわない。基準を満たしていれば、販売できる」という。なお、コンテンツの料金回収代行手数料は非公表だが、キャリアのそれと比較して「安いかと言われたら、安くはない」と述べた。

今回スタートしたコンテンツ配信サービスの中には、すでにiモード/EZweb/ボーダフォンライブ!などで提供中のものもある。コンテンツプロバイダーからみた今後の戦略について、サイバード執行役員モバイルコンテンツ事業部長の谷本拓郎氏は“手探り”としながら、「提供のスピードを考えると、どうしても今まで作っているコンテンツをある程度は水平展開する必要もあるかと思う。コンテンツ展開という意味では、ワンソースマルチユースということで当然だと思っているが、今回のプラットフォームに関しては、既存のキャリアのものよりも自由度が高いと思っている。従って、ニューズが高くて、単価を上げてサービスをしていくという展開は十分考えられると思っている」と、独自の企画を行なう可能性を示した。



Yahoo!の共通決済プラットフォームを採用

コンテンツの購入手順は、Yahoo! JAPANもしくはYahoo!モバイルにアクセスし、Yahoo!コンテンツストアのコーナーでラインナップを確認。気に入ったものがあれば、Yahoo! JAPANのオンライン決済システム“Yahoo! ウォレット”を使って購入する。Yahoo! ウォレットは、あらかじめクレジットカード情報などを登録すれば、決済のたびにそれらを入力する必要がない。また、Yahoo! ウォレットの利用にあたっては、Yahoo! JAPANの各種サービスを利用するための一元化されたID“Yahoo! JAPAN ID”を取得する必要がある。

パソコン版のYahoo!コンテンツストア 携帯電話版のYahoo!コンテンツストア
パソコン版のYahoo!コンテンツストア携帯電話版のYahoo!コンテンツストア(アクセス手順)
サイバードが提供する“鏡リュウジ恋占術”を、携帯電話3キャリアの端末とパソコンで見たところ
サイバードが提供する“鏡リュウジ恋占術”(月額215円)を、携帯電話3キャリアの端末とパソコンで見たところ

Yahoo!コンテンツストアの販売目標等について川邊氏は、「予想をする材料がないので、具体的な数値目標は設けておらず、しばらく運営した後に順次出していく予定」と説明した。今後は携帯電話機向けコンテンツのラインナップ強化と、2006年中のパソコン向けコンテンツの配信を目指す。

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