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“Wi-Fi”関連26社、次世代無線LAN規格“IEEE 802.11n”の技術仕様推進で“エンハンスト・ワイヤレス・コンソーシアム”を発足

2005年10月11日 17時59分更新

文● 編集部

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“Wi-Fi”関連企業26社は現地時間の10日、次世代無線LAN規格“IEEE 802.11n”の技術仕様を推進するための新団体“Enhanced Wireless Consortium(EWC、エンハンスト・ワイヤレス・コンソーシアム)”を設立したと発表した。EWCが推進する技術仕様は、IEEE 802.11a/b/gとの相互運用性があり、通信速度は最大600Mbps、時空間ブロック符号化(STBC:Space Time Block Coding)やビームフォーミングなどの採用も検討されているのが特徴。チャンネルの周波数帯域は20M/40MHzをサポートし、複数(最大4本)のアンテナによる同時送信にも対応する。

EWCでは、製品仕様の原案を一般公開し、EWCに参加するチップメーカーとシステムメーカーに使用権利を提供するとしている。EWCへの参加企業は、台湾Airoha Technology社、米アップルコンピュータ社、米アセロス・コミュニケーションズ社、米Azimuth Systems社、米ブロードコム社、(株)バッファロー、米シスコ・システムズ社、米コネクサント・システムズ社、米D-Link社、米インテル社、聯想集団有限公司(中国Lenovo)、米リンクシス(シスコ・システムズ)社、米LitePoint社、米Marvell Semiconductor社、イスラエルのメタリンク社、米NETGEAR社、台湾Ralink Technology、台湾Realtek Semiconductor社、三洋電機(株)、ソニー(株)、米シンボルテクノロジー社、(株)東芝、米U.S. Robotics社、米WildPackets社、 台湾Winbond Electronics社、台湾ZyDAS Technology社。

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