マイクロソフト、サーバー向けバックアップソフト『Microsoft System Center Data Protection Manager 2006 日本語版』を発売
2005年10月06日 22時51分更新
マイクロソフト(株)は6日、Windows Server 2003のストレージ技術とバックアップ技術を拡張したディスクベースの高速バックアップソフト『Microsoft System Center Data Protection Manager 2006 日本語版』を発売すると発表した。パッケージ版の販売は7日に開始する。価格は、サーバーライセンス、DPML(データ保護管理ライセンス)が3ライセンス付属するパッケージ版が19万2000円(税別)。
『Microsoft(System Center Data Protection Manager 2006 日本語版』は、スタンドアロンのファイルサーバー向けのバックアップソフト。Windows Server 2003の“ボリュームシャドーコピーサービス(VSS)”を拡張することで、運用中のファイルサーバーのパフォーマンスを低下させずに、保護グループのボリュームごとに最大64世代のシャドウコピーを格納できるほか、Active Directoryと連携させることで、ユーザーグループごとに復旧作業を分担させられるのが特徴。ファイルの復元は、エンドユーザーでも行なえるように、Windows XPとMicrosoft Office 2003に統合されており、エクスプローラの画面から以前のバージョンのファイルをコピーすれば復元できるという。
対応サーバーは、Windows Server 2003 SP1以降、Windows Storage Server 2003 SP1以降、Windows 2000(SP4以上)。