ソニーブース正面はBRAVIAシリーズ1色だ |
ソニー(株)/ソニーマーケティング(株)のブースでは、ステージ正面にひな壇を設置し、第7世代アモルファスTFT液晶パネル“ソニーパネル”を搭載した新薄型/大画面テレビ“BRAVIA(ブラビア)”を並べ、特に大きく取り上げていた。
またブース内では、“ウォークマン”や“サイバーショット”などの新製品に加えて、本日発表のデジタルチューナー内蔵リビングルームパソコン“type X Living”と多チャンネル同時録画対応HDDビデオレコーダー“Xビデオステーション”、そして開発中の“ルームリンク”を展示。ルームリンクは、VAIO内のAVコンテンツをワイヤレスで転送してテレビ等で出力するための周辺機器のシリーズだ。type X Livingはホームネットワーク上でコンテンツを保護して伝送する規格“DTCP-IP”に対応しているが、参考出展のルームリンクもDTCP-IPに対応しており、これらを組み合わせることでtype X LivingのHDDに録画したデジタル放送番組をハイビジョン画質のままで離れた部屋のテレビで視聴できるようになる。このルームリンクは現行モデル『VGP-MR100』をベースにしたもので、デモンストレーションでは、type X Living/テレビの間はいずれも有線で接続されていた。
テレビのラックに収められているのは、Xビデオステーション(上)とtype X Living(下) | 参考出展のDTCP-IP対応ルームリンク |
手前のテレビで再生されているデジタル放送番組は、写真奥のtype X Livingに記録されたもので、写真中央のDTCP-IP対応ルームリンクを経由して転送されている |
Blu-rayディスクドライブ内蔵のVAIO type Rも登場
そのほか、同ブースでは、Blu-rayディスクドライブを内蔵したデスクトップパソコン“VAIO type R”を参考出展。これはtype Rの秋モデルをベースに開発されたもので、HDカムコーダー『HDR-HC1』で撮影した映像をVAIO type Rに取り込んで、25GBぶんのデータを1枚のBlu-rayディスクに保存するというデモンストレーションを行なっていた。なお、参考出展された2製品の発売日や価格、最終的な仕様等は現時点で未定という。
参考出展のBlu-rayディスクドライブ内蔵type R |
Blu-rayディスクが収められている | 25GBのBlu-rayディスク『BD-RE』。こちらも参考出展 |