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【CEATEC JAPAN 2005レポート Vol.1】フルHD対応ディスプレーに地上デジタル携帯、注目技術や最新製品が目白押し――CEATEC JAPAN 2005いよいよ開幕

2005年10月04日 10時09分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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パソコン、ケータイ、デジタルAV機器など最新のIT関連製品や技術が一堂に会した総合展示会“CEATEC JAPAN(シーテックジャパン) 2005”が4日、千葉・幕張の幕張メッセで開幕した。会期は8日までの5日間で、公式ウェブサイトを通じた事前登録者(最終日8日まで受付中)は入場無料。主催はCEATEC JAPAN実施協議会で、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)/情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)/(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)の3団体で構成される。出展者数は788社/団体(うち海外は28ヵ国/地域から293社/団体)で、前回(728社/者)を上回る規模となった。

“CEATEC JAPAN 2005”
初日はあいにく小雨交じりの曇天。午前中には皇太子殿下の行啓がある、会場はいつもの展示会とは違った物々しい警備体制が敷かれていた

今回のテーマは“発展するユビキタス社会。次が見える、明日が変わる。”で、日本のユビキタス(情報にアクセスする手段が遍在する)社会が、誕生・黎明期から発展期へと移行し、ブロードバンドインターネット接続環境やデジタル放送、多機能で高速なモバイル通信環境などが融合して、新たな価値や市場、需要を生み出している現状を反映したテーマ展示や講演などが予定されている。基調講演では初日に米インテル(Intel)社のデジタルホーム事業本部副社長兼本部長のドナルド・J・マクドナルド(Donald J. MacDonald)氏が“インテルが提唱するデジタルライフ革命”のテーマで話をするほか、ソニー(株)の代表執行役会長兼CEOのハワード・ストリンガー(Howard Stringer)氏や、(株)東芝の岡村 正会長といった業界のキーパーソンが壇上に上がる。

会場では、各社の最新製品・サービスおよび開発中の試作品や関連技術の説明などが展示されるほか、地上デジタル放送を中心に、携帯端末向けサービス(ワンセグ放送)や蓄積型放送サービスなど、まもなく実現されるデジタル放送サービスをまとめた“デジタル放送PLAZA”、情報通信機器として進化を遂げている携帯電話と無線通信をテーマにまとめた“ユビキタス・スタイル・パビリオン”など、話題の技術や製品を一度に見られる特設コーナーが用意される。

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