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サン・マイクロシステムズ、UltraSPARC IV+を搭載した“Sun Fire”5製品を発売

2005年09月28日 22時06分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は28日、“Sun Fire”サーバーファミリーの新製品として、新開発のデュアルコアプロセッサー“UltraSPARC IV+”を搭載した5機種を発表した。ラインアップは、最大構成が4プロセッサーの『Sun Fire V490』、8プロセッサーの『Sun Fire V890』、12プロセッサーの『Sun Fire E2900』『Sun Fire E4900』、24プロセッサーの『Sun Fire E6900』。10月から順次出荷を開始する。

『Sun Fire V490』
5Uラックマウントサイズの『Sun Fire V490』

“UltraSPARC IV+”は、1プロセッサーで2つのスレッド実行ユニット(コア)を実装する“CMT”(チップ・マルチスレッディング)技術を採用したUltraSPARC IVの改良版で、データベースやERP、アプリケーションサーバーで大幅に処理性能が向上するという。コアの性能とRAS機能を向上させ、内部共有2次キャッシュメモリーを2MB搭載したほか、32MBの外部共有3次キャッシュメモリーをサポートしたのが特徴。動作周波数は1.5GHz。90nmプロセスを採用したことで消費電力も低減している。

今回発表した“UltraSPARC IV+”搭載製品は、従来製品と同等の価格でアプリケーション性能が最大で1.8倍に上がっているという。価格構成例は、『Sun Fire V490』が2プロセッサー/8GBメモリー/147GBのHDD×2で446万3000円、『Sun Fire V890』が4プロセッサー/16GBメモリー/147GBのHDD×4で907万1000円、『Sun Fire E2900』が4プロセッサー/16GBメモリー/147GBのHDD×2で1353万5000円、『Sun Fire E4900』が4プロセッサー/16GBメモリー/PCI+IOアセンブリーほかで2196万9000円、『Sun Fire E6900』が4プロセッサー/32GBメモリー/PCI+IOアセンブリーほかで2980万7000円。



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