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インテル、最後のシングルコアXeonプロセッサー『64ビット インテル Xeon プロセッサ 3.80GHz / 2MB L2キャッシュ』など4製品を発売

2005年09月27日 22時59分更新

文● 編集部

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インテル(株)は27日、Xeonプロセッサーの最後のシングルコア製品として『64ビット インテル Xeon プロセッサ 3.80GHz / 2MB L2キャッシュ』と『64ビット インテル Xeon プロセッサ 2.80GHz / 2MB L2キャッシュ』の2製品を発表した。併せて、省電力版の製品ラインとして『64ビット インテル Xeon プロセッサ低電圧版(LV) 3GHz』と『64ビット インテル Xeon プロセッサ中電圧版(MV) 3.20GHz』を発表した。同日付けで量産出荷を開始する。

Xeonプロセッサー
Xeonプロセッサー

『64ビット インテル Xeon プロセッサ 3.80GHz / 2MB L2キャッシュ』と『64ビット インテル Xeon プロセッサ2.80GHz / 2MB L2キャッシュ』は、拡張版SpeedStepテクノロジーによる省電力機能“DBS(Demand Based Switching)”やHTテクノロジーを搭載し、PCI Expressをサポートする中小規模以上のビジネス環境に対応したXeon最後のシングルコアプロセッサー。価格は、1000個受注時の単価で、『64ビット インテル Xeon プロセッサ 3.80GHz / 2MB L2キャッシュ』が9万4600円、『64ビット インテル Xeon プロセッサ2.80GHz / 2MB L2キャッシュ』が2万2000円。

国内では、デル(株)、(株)東芝、日本アイ・ビー・エム(株)、日本電気(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、富士通(株)がサーバー/ワークステーションを製品化する計画としており、チャネル企業各社からも搭載製品が発売される予定という。デルは同日よりサーバー“PowerEde”とワークステーション“Dell Precision”に搭載し、日本ヒューレット・パッカードはワークステーション“HP xw6200/CT Workstation”“HP xw8200/CT Workstation”に搭載し、販売を開始すると発表している。

同社では今後、数週間以内にデュアルコア対応のXeonプロセッサー(開発コード名:Paxville)を発表するほか、2006年初旬にはデュアルコアXeon(開発コード名:Dempsey)とデュアルコアに最適化したチップセット(開発コード名:Blackford)で構成されるサーバープラットフォーム“Bensley(開発コード名)”と、Dempseyをベースにワークステーション向けに最適化したチップセット(開発コード名:Greencreek)を搭載したワークステーションプラットフォーム(開発コード名:Glidewell)を投入する予定としている。

『64ビット インテル Xeon プロセッサ LV 3GHz』は消費電力を55Wに、『64ビット インテル Xeon プロセッサ MV 3.20GHz』は消費電力を90Wにそれぞれ低減した、サーバーラックやサーバーブレード向けのプロセッサー。価格は1000個受注時の単価で、『64ビット インテル Xeon プロセッサ低電圧版(LV) 3GHz』が5万7700円、『64ビット インテル Xeon プロセッサ中電圧版(MV) 3.20GHz』が5万4100円。

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