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オーバーチュア、PPC広告の効果的な活用方法を教えるスクールを開校

2005年09月22日 17時14分更新

文● 編集部 小林久

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オーバーチュア(株)は22日、同社の検索連動型広告“スポンサードサーチ”を利用する中堅企業や個人事業者を対象にしたスクール“オーバーチェア サーチマーケティング・カレッジ”(以下SMC)を開校すると発表した。

泉氏
SMCの学長に就任した泉浩人氏

Yahoo!やMSNなどの検索結果に連動して表示される“Pay Per Click(PPC)広告”の基礎知識や効果的な活用方法をセミナー形式で解説するもので、これからPPC広告を始めるような初級者向けのコースから、PPC広告の利用歴がすでに1年以上ある上級者まで経験別に3種類のプログラムを用意する。1講習は4~5時間程度で、参加料金は1クラスあたり50人程度。受講料は1回3万円からとなっているが、2005年中に実施される4回の講習の参加費は無料となる。会場は都内が中心となるが、将来的には地方での開催やインターネットのウェブサイトを利用した講習も予定しているという。年内の開講予定日は10月19日(水)、11月9日(水)、11月16日(水)、12月7日(水)を予定している。

本日都内で開催された発表会には、オーバーチュア取締役サーチマーケティング戦略本部長の泉浩人(いずみ ひろと)氏が出席。SMC開設に至った経緯について説明した。なお、同氏はSMCの学長も務める。

泉氏は「オーバーチュアが国内でPPC広告のサービスを始めてからこの3年間は、アーリーアダプター(※1)が引っ張ってきたが、これからはニューカマーの問題点や悩みを解決して広告の効果を上げてもらう必要性がある」とコメント。初期フェーズではインターネットリテラシーの高いアーリーアダプター的な性格のクライアントが大半だったが、インターネット広告が浸透するにつれて最近ではサイト構築は外注で、自社のサイトの状況もあまりよく把握していないクライアントが増えてきているという現状にも触れながら、従来から行なってきた広告代理店向けの認定プログラムや利用技術向上のためのセミナーに加え、個人事業者や中小企業向けの教育制度の必要性を説いた。

※1 新しい商品やサービスなどが登場したとき、早い段階でそれを購入したり、採用したりする人々(層)のこと。



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