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東芝、記録型次世代DVD“HD DVD-R”の2層ディスクを開発――容量は30GBで対応レコーダーを来春発売

2005年09月21日 18時23分更新

文● 編集部

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(株)東芝は21日、次世代DVD規格“HD DVD”で1回限りの書き込みが可能な記録型メディア(HD DVD-Rディスク)の2層ディスク“HD DVD-R2層ディスク”を開発したと発表した。容量は30GB。同技術は14日付けのDVDフォーラムステアリングコミッティ(幹事会)で“ver.1.9”として承認され、DVDフォーラムから技術開示が開始される。

今回承認されたHD DVD-R2層ディスクは、0.6mmディスクの2枚貼り合わせ構造を採用し、現行のDVD-Rと同様に有機色素を採用しており、DVD-Rの製造設備を有効利用できるのが特徴。スピンコート工法を利用できるため、製造コストを抑えることも可能という。

今後、同社は10月17日に開始されるDVDフォーラムの互換性試験に参加し、今年中のHD DVD-R2層ディスクの規格書発行(ver.2.0)を目指すとしており、対応したHD DVDレコーダーを来年春に発売する予定。

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