富士通(株)は20日、容量が120GBでディスク回転数が毎分5400回転の2.5インチHDDユニットとして、パラレルATA対応の『MHV2120AH』とシリアルATA対応の『MHV2120BH』を発売すると発表した。9月末に販売を開始する。出荷開始は『MHV2120AH』が9月末、『MHV2120BH』が11月末。価格は別途見積もりとなる。
『MHV2120AH』 |
『MHV2120AH』と『MHV2120BH』は、モバイルパソコンやデジタル家電、ブレードサーバーなどをターゲットにした製品。ディスクの回転数は毎分5400回転で、バッファーサイズは8MB。平均シークタイムは12ミリ秒。データ転送速度は『MHV2120AH』が最大で毎秒100MB、『MHV2120BH』が最大で毎秒150MB。耐衝撃性は動作時が300G(2ミリ秒)、非動作時が900G(1ミリ秒)。動作音は2.6Bels(アイドル時)。電源電圧は5Vで、消費電力は、読み出し/書き込み時が1.9W/1.9W、スタンバイ時が『MHV2120AH』は0.2W、『MHV2120BH』は0.13W(Slumber Mode時)。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は101g以下。RoHS指令にも準拠している。