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三洋電機、地上/BS/110度CSデジタルハイビジョン対応の55Vインチ液晶プロジェクションテレビ『PTV-55HD1』を発売

2005年09月16日 23時50分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は16日、地上/BS/110度CSデジタル放送に対応したハイビジョン液晶プロジェクションテレビ“GRAFINA(グラフィナ)”シリーズとして、55Vインチの『PTV-55HD1(K)』と45Vインチの『PTV-45HD1(K)』の2モデルを11月1日に発売すると発表した。価格は、『PTV-55HD1(K)』が57万5400円、『PTV-45HD1(K)』が47万400円。

『PTV-55HD1/-45HD1』
『PTV-55HD1(K)』(左)と『PTV-45HD1(K)』(右)

『PTV-55HD1(K)』は、投射レンズ/金属リフレクターランプ/クロスプリズムなどの光学系を小型化し、光学エンジンの容積を従来比で60%縮小するとともに、部屋のコーナー設置に適した鋭角台形の本体デザインを採用することで本体の奥行きを業界最薄という39.7cmまで薄型化したのが特徴。25インチCRTテレビの設置スペースに設置でき、設置スペースは同じ画面サイズのプラズマテレビと同等であるという。電源オンから画面が表示されるまでの時間も業界最速という約15秒に短縮されているうえ、特殊なランプ電流制御を行なうことで電源の再投入(4分以内)でもすぐに画面が表示される“クイックオン機能”も搭載されている。

映像エンジンはフルデジタルで10ビット処理を採用。映像モードは映像ソースに応じて、映画館のフィルム映像に近い“ピュアシネマモード”、コントラスト感や立体感を重視した“クリエイティブシネマモード”、サッカー/野球などのスポーツ番組向けに緑や青を鮮明に再現する“ダイナミックスポーツモード”、ゲーム向けの“アクティブゲームモード”、コンサートなどをはっきり色鮮やかに映し出す“ホットライブモード”、標準的な画質の“標準モード”、画質を好みに調整できる“マイイメージモード”の7種類から選択できる。

液晶パネルは1280×720画素の高温ポリシリコンTFTアクティブマトリックス方式を採用し、ランプは150W UHPを利用する。コントラスト比は1000:1。入力端子は、HDMI、D4端子×2、コンポーネント、S2、コンポジットビデオ×4、アナログRGB(パソコン用)を搭載し、i.LINK×2、LAN、電話回線、デジカメ端子(USB 2.0 Full Speed対応)も備えている。SDメモリーカードスロットも搭載している。音声出力は10W+10W。本体サイズは幅1294×奥行き397×高さ864mm、重量は39.3kg。消費電力は245W(リモコン待機時0.9W)。リモコンはメインリモコンとサブリモコンが付属する。オプションとして組み込み用の25Wウーハー『POA-SW1』(価格は3万4650円)も用意されている。

『PTV-45HD1(K)』は、画面サイズが45Vインチとなり、本体サイズが幅1072×奥行き347×高さ731mm、重量が32.8kgとなるが、それ以外の基本仕様は同等。スリムフレームデザインを採用したことにより、42Vインチクラスのプラズマテレビと同等のサイズで45Vインチとなっているという。

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