このページの本文へ

日本ビクター、独自の高音質化技術を搭載したHDDデジタルオーディオプレーヤー“alneo”『XA-HD500』を発売

2005年09月15日 20時58分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ビクター(株)は15日、デジタルオーディオプレーヤー“alneo(アルネオ)”の新製品として、1インチHDDを搭載し、独自の高音質化技術“K2テクノロジー”とスタジオチューニングにより圧縮音源再生の高音質化を図った『XA-HD500』を11月1日に発売すると発表した。本体カラーがシルバーの『XA-HD500-S』とブラックの『XA-HD500-B』をラインアップする。価格はオープン。

『XA-HD500-S』 『XA-HD500-B』
『XA-HD500-S』『XA-HD500-B』
『XA-HD500』

『XA-HD500』は、符号外成分を消すK2テクノロジーを圧縮音源に適用した“CCコンバーター”により、WMAやMP3で圧縮した際に失われた音楽情報に対してビット拡張や周波数帯域拡張などの処理を行なうことでより自然な音楽再生を行なえるようにしたほか、1インチHDD(6GB)内蔵タイプで世界最長という連続約30時間の再生に対応したのが特徴。高磁力ネオジウムマグネットを採用した密閉型インナーイヤーヘッドホンと組み合わせた場合の音質のチューニングには、ビクタースタジオのレコーディングエンジニアが参画し、「アーティストが伝えたい想いを忠実に再現する」“こだわりの高音質”としたという。

再生対応形式はWMA(8k~320kbps、DRM対応)とMP3(8k~320kbps)。周波数特性はヘッドホン利用時が30~20kHz、クレードル経由のLINE OUTが20~20kHz。出力は最大5mW+5mW。サウンドエフェクト機能として、“ENERGY/CRYSTAL/HEARTFUL/SUBWAY”の4つの音場モードが利用できる“エモーショナルサラウンド”や、クリアーで迫力のある重低音を再生する“デジタルAHB(アクティブ・ハイパー・バス)”、イコライザー機能“5バンドマニュアルイコライザー”、電車内などで利用する場合に音漏れを低減する“トレインモード”、モノラル再生、左右バランス調整などを搭載する。楽曲は約3000曲を収録可能(64kbps、WMA、1曲4分の場合)。

本体サイズは幅51.5×奥行き16.9×高さ91.6mm、重量は約90g。ホワイトバックライト付き液晶パネル(160×132画素、7行表示)を搭載し、メニュー言語は18言語、楽曲情報は27言語に対応。インターフェースはシステムコネクターとUSB 2.0(Hi-Speed)/1.1を搭載。対応機種はPentium II-233MHz以上を搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XPで、メディアプレーヤーソフト『Windows Media Player 10』が必要(CD-ROMで付属)。電源はリチウムイオン充電池を利用し、付属のACアダプターやUSBバスパワーによる充電に対応(充電時間は約3.5時間)。

製品パッケージには、充電やパソコン/オーディオ機器との接続が行なえるクレードル、ヘッドホン、赤外線リモコン、USBケーブル、オーディオケーブルなどが付属する。

12月中旬に発売予定のオプションのインターフェースアダプター『KS-PD500』(価格未定)を利用すれば、CD-TEXTとMP3チェンジャーコントロールに対応した同社製カーオーディオから操作したり、楽曲情報を表示したりできるという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン