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NTTコムウェア、ネットワーク対応の指紋認証入退室管理システム『e-UBF Lock』を発売

2005年09月12日 23時29分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)は12日、エンタープライズ指紋認証ソリューション“e-UBF”の指紋認証方式を採用した入退室管理システム『e-UBF Lock』の販売を20日に開始すると発表した。価格は、e-UBF Lock管理サーバーソフトが10万2900円から、指紋認証リーダーと電気錠制御ユニットが1セットで44万1000円。ほかに指紋管理サーバー『e-UBF Server』が別途必要。

システム構成図
システム構成図

『e-UBF Lock』は、指紋認証装置を企業の玄関や各部屋の入り口に設置することで、本人認証を行なうシステム。1台の指紋管理サーバー『e-UBF Server』の指紋情報により、入退室とパソコン(端末)のログオンを一元管理できるのが特徴。これにより、ID/パスワードやICカードの紛失などに対応する要員が不要になり、指紋データの登録/削除、認証処理、ログ管理/運用監視などのコストが削減できるという。入退室用指紋認証リーダーには最大1000人ぶんの指紋データを保持できるため、ネットワーク障害などにより指紋管理サーバーとの通信が行なえなくなっても単体で認証が可能という。指紋認証方式には“周波数解析方式”を採用しており、肌荒れなどによる登録拒否や本人拒否が発生しないうえ、指紋画像をそのまま利用しないため、プライバシーにも配慮されているとしている。指紋認証センサーには、残留指紋で偽造指を作成されるリスクのないスイープ型を採用している。

同社では、『e-UBF Lock』の販売開始に合わせて、『e-UBF Server』をインストールしたIAサーバー“IBM eServer xSeries 206”をセットにしたモデルを100セット限定で販売する。価格は81万9000円。

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