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クリエイティブメディア、重さ33gのポータブルメディアプレーヤーや6GBのポータブルオーディオプレイヤーなどの新製品を発表

2005年09月09日 15時40分更新

文● 編集部 小西利明

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『Creative Zen Neeon 6GB』 本体同梱の“Creative Stik-On”スタンダードスキンを貼り付けた状態
『Creative Zen Neeon 6GB』本体同梱の“Creative Stik-On”スタンダードスキンを貼り付けた状態

HDD内蔵で重さ約75gのポータブルオーディオプレイヤー“Creative Zen Neeon(ゼン ニオン)”シリーズが、記憶容量を6GBに増量した新製品『Creative Zen Neeon 6GB』にモデルチェンジして登場した。

豊富なカラーバリエーションと、別売りスキンによりデザインを変更できるのが魅力のひとつで、ボディーカラーは6色(※1)、別売りの“Creative Stik-Onスキン”は全16パターンのデザインが用意されている。文字表示専用の液晶ディスプレーも、バックライトが7色に変更可能など、プレーヤー自体の見た目を多彩にパーソナライズできる点を特徴としている。本体サイズは幅約46.9×高さ約79.9×奥行き約15.9mm。重さは約75gである。

※1 パープル、ブルー、グリーン、オレンジ、レッド、シルバーの6色

本体色には6色のバリエーションがある
本体色には6色のバリエーションがある
本体に付属のCreative Stik-On スタンダードスキンを貼り付けた状態 Creative Stik-Onスキンのバリエーション。2種類セットと4種類セットで販売される
本体に付属のCreative Stik-On スタンダードスキンを貼り付けた状態Creative Stik-Onスキンのバリエーション。2種類セットと4種類セットで販売される

内蔵HDDは容量6GBで、約3000曲が収録可能。対応するオーディオフォーマットは、MP3、WMA、WAVファイルなどとなっている。また本体に内蔵マイクとライン入力、FMラジオチューナーを搭載しており、ボイスレコーダー(最大400時間録音)やFMラジオとしても利用可能だ。内蔵のリチウムイオン充電池で、約16時間の再生を可能としている。

パソコンとの接続はUSB 2.0/1.1を用い、付属ソフト“Creative MediaSource”や“Zen Neeonメディアエクスプローラー”で音楽CDからの録音、音楽ファイルの管理と転送が行なえる。またUSB HDDとしても利用可能で、音楽以外のデータならWindowsのエクスプローラー上から簡単に転送/コピーが行なえる。

価格はオープンプライスで、クリエイティブオンラインショップ価格は2万4800円となっている。またCreative Stik-Onスキンは2種類入りと4種類入りがラインナップされており、価格はオープンプライス。クリエイティブオンラインショップ価格は、2種類入りが880円、4種類入りが1480円。

Dolby Digital/DTSデコーダー付きヘッドホンやワイヤレスヘッドホンも登場

Dolby Digital/DTSデコーダー付きヘッドホン『Creative Headphones HQ-2300D』。左がデコーダーユニット
Dolby Digital/DTSデコーダー付きヘッドホン『Creative Headphones HQ-2300D』。左がデコーダーユニット

ポータブルメディアプレーヤーやオーディオプレイヤーと同時に、ヘッドホンもさまざまな製品が発売された。なお価格は全製品ともオープンプライスである。

『Creative Headphones HQ-2300D』は、小型のDolby Digital/DTSデコーダーユニットが付属したバーチャルサラウンドヘッドホンである。デコーダーユニットにはアナログミニステレオ端子と、丸形のデジタルオーディオ入力端子(同軸または光)が備わっていて、Dolby DigitalやDolby Pro Logic II、DTS、Dolby Headphoneなどの、サラウンドまたは疑似サラウンドオーディオに対応している。入力はいずれも一般的なオーディオ入力の端子なので、パソコンや同社製オーディオ機器以外に、家庭用ゲーム機でもDVDプレーヤーでも使用できる。

ヘッドホンのイヤーパッドは大型の合成皮革製で、長時間の使用でも疲れにくいとしている。ハウジング部分は回転して折りたたみが可能で、持ち運びやすさも考慮されている。デコーダーユニットは単3電池2本で動作し、バッテリー駆動時間は約10時間(アルカリ電池使用時)とされている。

クリエイティブオンラインショップ価格は1万2800円。9月下旬より販売開始予定である。

Bluetoothをワイヤレス伝送に利用した『Creative Digital Wireless Headphones CB2530』

『Creative Digital Wireless Headphones CB2530』は、ワイヤレス伝送にBluetooth 1.2を使用した、ちょっと変わったワイヤレスヘッドホンである。Bluetooth使用と言ってもパソコン側にBluetooth通信機能は必要なく、トランスミッターとヘッドホンの間をBluetoothでつなぐだけ。そのためパソコン側にドライバーソフトをインストールする必要はないし、そもそもパソコンでなくても使用できる。ヘッドホンの電源投入直後に、トランスミッターとヘッドホン間の自動ペアリングを行なうので、電源投入後から使用できるまで、数秒間待つところが一般的な赤外線方式のワイヤレスヘッドホンとは異なる。通信に2.4GHz帯の電波を使うため、見通し状態でなければ通信できない赤外線方式と異なり、間に多少遮蔽物があっても通信可能なのが利点と言えよう。電波到達範囲は10mとされている。

ヘッドホン自体は大型のイヤーパッドがついていて、左耳側に電池(単4電池2本)を収納する。重さは203gで、7時間(アルカリ電池使用時)のバッテリー駆動が可能だ。トランスミッターアダプター側にも単4電池1本が必要である。トランスミッターアダプターには入力端子として、一般的なミニステレオプラグが付いている。

ブラックとホワイトのカラーバリエーションが用意され、クリエイティブオンラインショップ価格は1万2800円。9月下旬の発売予定となっている。

ノイズキャンセリングヘッドホン『Creative Headphones HN-700』
ノイズキャンセリングヘッドホン『Creative Headphones HN-700』

低価格なノイズキャンセリングヘッドホンとして好評を博した『Creative Headphones HN-505』に続く、同社のノイズキャンセリングヘッドホン第2弾が、『Creative Headphones HN-700』である。大きなイヤーパッドと密閉型ハウジングにより、より快適なリスニング環境を実現するとしている。持ち運びを考慮して折りたたみが可能で、重さも約200g(電池のぞく)と軽い。単4電池2本で動作し、バッテリー駆動時間は約29時間(アルカリ電池使用時)。オーディオ機器との接続は、一般的なミニステレオプラグ。また飛行機内で使用する場合に使う、デュアルプラグアダプターも付属している。

クリエイティブオンラインショップ価格は6980円。発売予定は9月下旬である。

これらのほかにも、ノイズキャンセリングヘッドホン『Creative Headphones HN-505』のブラックモデルや、Zen Neeonシリーズを意識して10色のカラーバリエーションが用意されたステレオイヤホン『Creative EP-480』も発表された。HN-505ブラックモデルのクリエイティブオンラインショップ価格は4980円で、現在発売中。EP-480のクリエイティブオンラインショップ価格は2480円で、9月下旬発売予定である。

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