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三菱重工業、“マイ・ホームロボット”『wakamaru』を都内23区居住者を対象に157万5000円で限定発売

2005年08月29日 20時56分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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三菱重工業(株)は29日、2003年に発表した家庭用ロボット『wakamaru(ワカマル)』を、都内(23区内)居住者向けに限定100台を157万5000円で発売すると発表した。販売方法は9月16日に東京・品川の同社本社ビル2Fのショールーム“エムズスクエア”など都内3ヵ所で購入希望者向けの申し込み受付を開始し(10月31日まで)、申し込みが100名を超えた場合は抽選で当選した方のみが購入できるというもの。納品は12月上旬に開始予定で、購入申し込みを行なった家庭に訪問して設置、および利用方法の説明を行なう。

掲載当初、申し込み受付と抽選のプロセスについて事実と異なる記述がありました。お詫びして訂正いたします。2005年8月30日
『wakamaru』2003年2月の記者発表会で撮影された『wakamaru』(写真中央)

専用ウェブサイト“www.wakamaru.net”か電話(フリーダイヤル0120-17-00-86、9月12日より受付開始)で“体験予約”の申し込みが可能なほか、東京・池袋の“イルムス池袋”、同・渋谷の“シブヤ西武”では、商品展示のみだが実物を閲覧できる。

wakamaruは身長100cmの家庭向けロボットで、複数のセンサーと画像処理機能を内蔵し、部屋の中を自律走行できるほか、10人までの顔を記憶・識別して、記録された相手に対しては近づいて話しかけるという。そのほか、インターネット経由で受信した天気予報などをオーナーに伝えたり、パソコンや携帯電話で受けたメールを読み上げる、スケジュールを入力しておくと指定した時間に知らせる、事前登録のない不審者を見つけると連絡する、一定時間以上オーナーからの会話や接触がない場合などに異常を知らせる、自身のバッテリーが切れる前に自動的に充電装置に移動して充電を開始する、といった機能を備える。

利用するには、本体価格のほかに、各種情報の提供やサポート費用として月会費1万500円が必要。設置先の家庭には、wakamaruへの情報提供やサポート用としてブロードバンド通信環境が必須となる。

同社では、9月16日より“エムズスクエア”(10月31日まで)、東京・丸の内の“イルムス丸の内”(10月4日まで)、10月6日から同・新宿の“クラブツーリズム”(10月31日まで)の3ヵ所で体験でもと販売・商談会を実施する。

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