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エプソンダイレクト、セキュリティーチップ搭載のコンパクトデスクトップ『Endeavor AT955』を発売

2005年08月30日 11時25分更新

文● 編集部 内田泰仁

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エプソンダイレクト(株)は30日、“Endeavor”シリーズのデスクトップパソコン新製品として、コストパフォーマンスを重視したコンパクトデスクトップ『Endeavor AT955』を発表した。受注開始は9月上旬で、順次出荷予定。注文時に本体スペックを選択できる“B.T.O.(Build To Order)”に対応し、最小構成価格は4万9980円。

『Endeavor AT955』(ディスプレーはオプション)

『Endeavor AT955』は、既存製品『Endeavor AT951』(併売)の上位機種となる製品で、セキュリティー機能の強化が図られているのが特徴。マザーボード上に標準で独インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies)社製のセキュリティーチップ(TPM 1.1b準拠)を搭載するほか、

  • BIOS設定によるHDDのパスワード保護や、USBなどの外部インターフェース、FDDの使用制限
  • B.T.O.メニューに光学ドライブなし/読み出し専用のCD-ROMまたはDVD-ROMドライブを用意
  • セキュリティー対策を考慮したバンドルソフトを用意(暗号化記録対応のライティングソフト『B's Recorder GOLD 8 Security』、フィッシング対策ソフト『PhishWall』、パソコン再起動時にWindowsの変更内容をすべて破棄し、あらかじめ設定しておいた内容に復元する『Shadow Mode Desktop Protector』(オプション))

といったセキュリティー保護対策が盛り込まれている。

チップセットにインテル915GL Expressを採用し、メモリーはPC3200 デュアルチャネルDDR SDRAMに対応。B.T.O.メニューにより、CPUはCeleron D 331-2.66GHz/336-2.80GHzまたはPentium 4 506-2.66GHz/640-3.20GHz/650-3.40GHz/660-3.60GHz/670-3.80GHz、メモリーは256MB~2GB、HDDは40~250GB(シリアルATA接続)、光学ドライブはCD-ROMドライブ/DVD-ROMドライブ/CD-RW&DVD-ROMコンボドライブ/DVD±R DL対応“スーパーマルチ”ドライブ/なしがそれぞれ選択可能。グラフィックスアクセラレーターはチップセット内蔵機能を利用し、アナログ(ミニD-Sub15ピン)またはデジタル(DVI-D)での映像出力が可能。ネットワーク機能は10/100BASE-TX準拠のEthernetポートを標準で搭載し、オプションでIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を追加できる。

インターフェース類は、PCIスロット×2(ボード長178×幅108mmまでのカードが使用可能)、USB 2.0×4、PS/2×2、シリアル×1、パラレル×1、オーディオ入出力、など。本体サイズは幅99×奥行き383×高さ310mm、重さは8kg(最小構成時)。CPUファンの変更などにより『Endeavor AT951』より静音性がアップし、駆動音は待機時で約23dBに抑えられている(『Endeavor AT951』では約29dB)。OSはWindows XP Home Edition SP2またはProfessiona SP2が選択可能。

価格は、Celeron D 331-2.66GHz、メモリー256MB、HDD 40GB、CD-ROMドライブ、Windows XP Home Edition SP2などを搭載する最小構成で4万9980円。

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