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マイクロソフト、フォトレタッチ&管理ソフト『Microsoft Digital Image Pro 2006』など2製品を発売

2005年08月25日 22時34分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は25日、デジタル写真の整理と編集が行なえる統合型グラフィックスソフト『Microsoft Digital Image Pro 2006(デジタル イメージ プロ 2006)』と、アルバムソフト『Microsoft Digital Image Album 2006(デジタル イメージ アルバム 2006)』の2製品を9月9日に発売すると発表した。価格は、Microsoft Digital Image Pro 2006の通常版が1万3800円(税別)、乗り換えアップグレード版が1万800円(税別)で、Microsoft Open License、Microsoft Select License、Microsoft Academic Open License、Microsoft School Agreementなどのボリューム ライセンス プログラムでも提供する。Microsoft Digital Image Album 2006の価格は6800円(税別)。

『Microsoft Digital Image Pro 2006』
『Microsoft Digital Image Pro 2006』

『Microsoft Digital Image Pro 2006』は、デジタル写真の閲覧や整理を行なう“Digital Image Library(デジタル イメージ ライブラリ)”の機能とフォトレタッチの機能を統合したソフト。RAW形式(キヤノン/ニコン)の画像の閲覧/整理に対応したほか、モノクロ写真作成ツールを搭載するなど、ハイエンドのデジタルカメラを利用し、絵作りにこだわるユーザー向けの仕様となっている。写真の整理は、撮影日/ファイルサイズ/ファイル形式/カメラ機種などを基に行なえ、“お気に入り度”“人物”“場所”“イベント”などのラベルを付けて分類することもできる。ラベルより下の階層としてサブラベルの作成も可能。レタッチ機能では、トリミングする領域を“黄金分割”により自動選択できる“スマートトリミング”が用意されており、フィルター効果も200種類以上が利用できる。

新機能のモノクロ写真作成ツールは、銀塩カメラのように“黄”“オレンジ”“赤”のフィルターを適用して赤色を白く浮き立たせたり、RGBチャンネルを調整したりすることでモノクロ写真の絵作りを行なうことができる。トーンの色と強さを変えることもできるため、モノクロ表現の幅を拡大できるという。そのほか、スライドショー作成ソフト『フォト ストーリー 3.1』も搭載されている。対応OSはWindows XP SP1以上/2000 Professional(SP3以上)/Me/98 SE。

同社では、同日付けでウェブサイトから30日間試用版『Digital Image Starter Edition 2006(デジタル イメージ スターター エディション)』の無償ダウンロードによる提供を開始する。また、早期予約購入者を対象とした発売記念キャンペーンも実施し、初回出荷ぶんの4000本に(株)アスキー発行の書籍『Digital Image Pro 2006 でマスターするデジカメレタッチ プロのテクニック』を添付するほか、早期予約購入者の中から抽選で100名に“マイクロソフトロゴ入り プロフェッショナル カメラバッグ”をプレゼントするという。期間は9月8日まで。

『Microsoft Digital Image Album 2006』
『Microsoft Digital Image Album 2006』

『Microsoft Digital Image Album 2006』は、デジタル写真の整理を機能を中心にしたアルバムソフト。自動補正ツールなどを搭載することで、整理、補正、プリントの作業の手間を減らせるのが特徴。AVIやMPEGなどの動画の整理も行なえ、分類にはラベルやサブラベルを利用することもできる。スマートトリミングにも対応しているほか、ポータブル メディア センターとの同期も行なえる。対応OSはWindows XP SP1以上/2000 Professional(SP3以上)/Me/98 SE。

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