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カシオ計算機、手ぶれ/被写体ぶれを軽減する“アンチシェイクDSP”を搭載した薄型デジタルカメラ“EXILIM ZOOM”『EX-Z500』を発売

2005年08月04日 17時07分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は4日、薄型デジタルカメラ“EXILIM ZOOM”の新製品として、手ぶれ/被写体ぶれの軽減や、専用リチウムイオン充電池での撮影枚数を500枚に増やした新デザインの“EXILIM ZOOM”『EX-Z500』を12日に発売すると発表した。価格はオープン。本体カラーがブラックの『EX-Z500BK』とゴールドの『EX-Z500GD』もラインアップし、9月下旬に発売する。価格はオープン。

『EX-Z500』
『EX-Z500』

『EX-Z500』は、画像処理モジュール“EXILIMエンジン”に搭載した“Anti Shake DSP(アンチシェイクDSP)”で信号処理を行ない感度を高めることで手ぶれ/被写体ぶれを低減したほか、“EXILIMエンジン”を省電力化したことで500枚(CIPA規格)の撮影を行なえるようにしたのが特徴。ISO感度は50/100/200/400/オートだが、手ぶれ/被写体ぶれを軽減する高感度モード“ブレ軽減”利用時は最大800となる。シャッター速度は1/8~1/2000秒。起動時間は約0.9秒でシャッタータイムラグは約0.007秒。連写は約0.9秒間隔。

カラーバリエーション
『EX-Z500BK』(上)と『EX-Z500GD』(下)

レンズは非球面レンズを含む5群6枚構成の薄型光学3倍ズームで、焦点距離はf=6.2~18.6mm(35mm換算で約38.0~114mm)/絞り値はF2.7~5.2。最短撮影距離は約40cm(接写時は約17cm)。最大記録解像度/フォーマットは、静止画が2560×1920画素/Exif 2.2(JPEG)、動画が640×480画素/AVI(Motion JPEG)。記録媒体には内蔵フラッシュメモリー(8.7MB)を利用し、SDメモリーカード/MMC用スロットも用意されている。インターフェースはクレードル用を備え、USB 2.0(Full-Speed)、充電、AV出力に対応。ダイレクトプリントの規格は、PictBridge、USB DIRECT-PRINTに対応し、ExifPrint(Exif 2.2)やPRINT Image Matching IIIにも対応。

本体サイズは幅88.5×奥行き20.5mm(最薄部18.6mm)、重量は約112g(電池別)。モニター用に搭載する2.7インチ液晶パネルは解像度が640×240画素の高精細タイプで、凸部をなくして本体背面をフラットにしている。製品パッケージには、リチウムイオン充電池、USBクレードル、専用ACアダプター、USBケーブル、AVケーブル、ストラップ、撮影画像の自動転送が行なえるユーティリティーソフト『Photo Loader』を収録したCD-ROMが同梱される。



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