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キヤノン、PoE機能を搭載したネットワークカメラ『VB-C50FSi』を発売

2005年08月02日 23時34分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は2日、Etherbetケーブルで給電できるPoE機能とサーバー機能を搭載したネットワークカメラ『キヤノン ネットワークカメラ VB-C50FSi』を8月下旬に発売すると発表した。価格は15万8000円(税別)。

『VB-C50FSi』『VB-C50FSi』

『VB-C50FSi』は、2004年11月に発表した640×480画素で毎秒30フレームの動画を配信できるネットワークカメラ『VB-C50Fi』に、“IEEE 802.3af”準拠のPoE機能を搭載した上位モデル。撮像素子は有効34万画素の1/4インチCCDで、9群11枚構成の光学26倍ズームレンズ(焦点距離3.5~91.0mm、F1.6~4.0)を搭載する。通信プロトコルはTCP/IP、HTTP、DHCP、FTP、WebView(独自形式)に対応しており、圧縮方式はMotion JPEG、JPEGを利用する。同時接続クライアント数は最大50。異なる画像サイズの動画を同時に配信するマルチストリーム機能にも対応。インターフェースは10/100BASE-TX、マルチコネクターを装備する。マルチコネクターは、オプションのマルチターミナル用で、センサーや外部照明装置の制御など、システムを拡張するために用意されている。本体サイズは幅66.2×奥行き134.2×高さ97.0mm、重量は530g。ACアダプター(DC13V)の利用も可能。消費電力は約25W。

アプリケーションとして、管理ソフト『VB管理ツール Ver.2.2』、カメラ操作が可能なビューワーソフト『管理者用ビューワー Ver.3.6』『PC用ビューワー Ver.3.6』、本体内部メモリーに蓄積した画像/音声をパソコンにダウンロードするソフト『VB Collector Ver.3.0』が付属する。アプリケーションソフトの対応OSは、Windows XP SP1a以降/2000(SP4)、Windows Server 2003, Standard Edition。

オプションでマルチターミナル『VB-EX50』やネットワーク録画用ソフト『VK-64 v1.1』などを用意している。

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