オムロン(株)は1日、VPNアクセスルーター“高速VPNアクセスルータ”の新製品として、最大54MbpsのVPN処理が可能な『MR504DV』を27日に発売すると発表した。価格は3万3390円。
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| 『MR504DV』 |
『MR504DV』は、従来の同等機種に比べて250％以上という最大54Mbps(IPSec、3DES/SHA-1でのSmartBits測定値)のVPN処理が行なえるIPv6対応のVPNアクセスルーターで、低価格化を図ったのが特徴。管理機能も強化されており、コマンド入力(CLI)とウェブブラウザー(GUI)、Telnetによる設定に対応しているほか、ユーザーごとに各種機能の設定や参照範囲を制限できる“管理者権限設定機能”を搭載(最大4ユーザーアカウントを登録可能)。ログの出力レベルを選択できるSYSLOG機能やSNMP機能も搭載している。
VPNプロトコルはIPsec(クライアント/パススルー)、PPTP(サーバー/クライアント/パススルー)、L2TP(パススルー)に対応しており、VPNトンネル数は最大50。回線切断時にVPN接続を復旧できるIPSecのIKEキープアライブ機能や、既存ネットワークのアドレス体系を変更せずにVPNを導入できるNAT＋VPN機能を搭載している。セキュリティー機能は、SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)、DoS攻撃防御、パケットフィルタリング機能などを装備する。PPPoEマルチセッション(4セッション)に対応し、PPPoP unnumberedもサポートする。UPnPにも対応。
インターフェースは、WANが10/100BASE-TX×1、LANが10/100BASE-TX×4(Auto MDI/MDI-X対応)で、DMZ専用ポート(10/100BASE-TX)も備えている。電源はACアダプターを利用し、消費電力は最大8W。本体サイズは幅10×奥行き147×高さ32mm、重量は約700g。保証期間は1年間。
