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スクウェア・エニックス初のプライベートショー“SQUARE ENIX PARTY 2005”が開幕──発売前のファイナルファンタジーXIIなどのプレーもできるぞ

2005年07月30日 21時07分更新

文● 編集部 小林久

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会場風景
SQUARE ENIX PARTY 2005は、幕張メッセの9~11ホールで行なわれている。

(株)スクウェア・エニックスは30日、同社初のプライベートショー“SQUARE ENIX PARTY 2005”(スクウェア・エニックスパーティ2005)を千葉・幕張メッセで開催した。一般公開されており、会期は31日まで。入場料は1000円(当日券あり)。

SQUARE ENIX PARTY 2005では、同社が今年度に発売するゲームタイトルが一同に会した展示会で、開発中タイトルの体験プレーや各種イベント、グッズの即売会などが実施されている。2006年3月16日に発売が決定した『PlayStation 2』(以下PS2)用ソフト『ファイナルファンタジーXII』(以下FF12)のバトルシステムを体験できるほか、会場内に設けられた特設ステージにおいて、トーク&ライブイベントも行なわれている。



植松伸夫氏(左)とアンジェラ・アキさん(右) Kiss Me Good-Byeを熱唱
会場内特設イベント会場では、植松伸夫氏などが参加したトーク&ライブ“ファイナルファンタジーXII プレミアムステージVol.1”が行なわれた。同ステージでは、アンジェラ・アキさんがテーマ曲を熱唱した

30日はファイナルファンタジーシリーズの作曲で知られる植松伸夫(うえまつ のぶお)氏が登場した。同氏は、FF12の挿入歌となる『Kiss Me Good-Bye』を紹介。シンガーソングライターのアンジェラ・アキさんが弾き語りで同曲を歌った。



試遊台で、ここでしか楽しめないゲームを体験!

ファイナルファンタジーXIIのブースでは、200台の試遊台を設置して“ホーン海岸”“ミリアム遺跡”という2つのエリアのフィールドを歩くことができる。従来のファイナルファンタジーシリーズでは、フィールド上に敵は表示されず、モンスターとの遭遇時には別画面が開き、戦闘が始まるシステムだったが、今回からオンラインRPGの『ファイナルファンタジーXI』のように、フィールド上に敵が徘徊しており、それを避けて動いたり、プレイヤーから戦闘を仕掛けられるシステムに変わった。

FF12のブース 中には200台のゲーム機を設置
ファイナルファンタジーXIIのブース。体験版を発売に先立ってプレーできることもあり、長蛇の列ができていた試遊台は200台を設置。入れ替え制で、10~15分程度のプレーができる

今回は体験版のため、製品版とは異なる部分があるとのことだが、“中ボス”的な位置づけのモンスターも配置されており、それに勝つと“クリアー”できるという。1人あたりのプレー時間は10~15分程度。入れ替え制の形をとっていたがそれでも会場には、長蛇の列ができていた。

スクリーンショット スクリーンショット
スクリーンショット スクリーンショット
ファイナルファンタジーXII (C)SQUARE ENIX Co., LTD. All rights Reserved. CHARACTER DESIGN: Akihiko Yoshida.

Windowsパソコンでもプレーできる『ファイナルファンタジーXI』(FF11)や『エバークエストII』(EQII)といったオンラインRPGは、それぞれのブースで“SQUARE ENIX PARTY 2005”だけで体験できるオリジナルイベントを開催していた。

FF11のNPCと戦える“ヒーローズコンバット”
FF11の人気NPCと戦える“ヒーローズコンバット”難易度はかなり高めのようだ

FF11のブースのイベント“ヒーローズコンバット”は、会場に来場した一般客で6人パーティを組み、ゲーム内の“人気NPC”3人と対戦できるというもの。バトルのプログラムは今回のイベント専用に作ったもので、後日プログラムを配布したり、ほかのイベントでも体験できるようにはしない方針だという。敵はサンドリア王国第1王子のトリオン(ナイト)、バストーク共和国ミスリル従士隊隊長のフォルカー(戦士)、ウィンダス連邦口の院院長のアジドマルジド(黒魔導士)の3人。彼らだけが使うアビリティーも用意されている。対戦するパーティの意志でこのうちの何人と戦うかを決めることもできるが、大抵のパーティーは最難関のAコース(上記3人との対戦)して、無残に砕け散っていた。ちなみに、難易度はかなり高いようで、筆者の取材中にたまたま勝利したパーティーが出たが、4回目の組(1回の組で2~3パーティーが対戦できる)で初めてだったという。



EQIIのブースではレアアイテムももらえる
EQIIのブースで行なわれている“RESQUE MISSION”は、危険なゾーンに迷い込んだイベントキャラクターたちを助けるというもので、イベントに成功するとレアアイテムが入手できる

エバークエストIIのブースで行なわれている“RESQUE MISSION”というイベントは、善の街を目指す“ケイノス編”と、悪の街を目指す“フリーポート編”の2種類が用意されており、危険なゾーンに迷い込んだイベントキャラクターたちを助け、それぞれの目的地まで無事に連れて帰ることが目的。会場には10台のWindowsマシン(もちろんEQII推奨マシン)が用意されており、イベントに成功するとレアアイテムの入ったUSBメモリーをもらえるという。なお、近々“アドベンチャーパック”と呼ばれる大規模なアップデートプログラムのダウンロード提供も始まる予定。開発はほぼ終了しており、提供も間近だという。なお、2つのアドベンチャーパックの提供順はまず“スプリットポゥ サガ”、次いで“ブラッドライン クロニクル”と米国とは逆になる。また“デザート オブ フレイム”という拡張パックの提供も予定されている。



ミスラに扮したコンパニオンさん ケイノスの支配者に扮したコンパニオンさん
FF11の“ミスラ”にも、EQIIの“アントニア・ベイル”にも会える!?


歴代ゲームを楽しめるブースや即売会、声優さん参加のイベントなど、多彩

外人さんと写真も撮れる
金髪の外人さんと写真が撮れる“ヘビーメタルサンダー”のブースから

これ以外にも、発売直前の『グランディアIII』『ヘビーメタルサンダー』『コード・エイジ コマンダーズ ~継ぐ者 継がれる者~』『キングダム ハーツIII』(以上PS2用)、『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』(NINTENDO DS)、ガンアクションRPGの注目作品である『ダージュ・オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-』などの展示が行なわれており、多くのタイトルの試遊が可能だ(一部映像出展)。

また、2日目の31日は“鋼の錬金術師&コード・エイジ コマンダーズ ステージ”として、トークショー・ライブ・劇場版スペシャル映像の公開が行なわれるほか、“ファイナルファンタジーXII プレミアムステージ Vol.2”としてFF12のサウンドトラックを担当した崎元 仁(さきもと ひとし)氏やFF12の声優陣が登場するトークライブが予定されている。

なお、ここではご紹介できなかった、開発中のゲーム画面やビデオ映像もたくさん公開されていた。続きはぜひイベントで体験してほしい。



スライムもいるよ!
のスライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団のブースは、スライムだらけドラゴンクエストなどが楽しめる“懐かしのGAMEコーナー”
参考出品 海外版書籍
参考出品のキャラクターグッズや、海外版書籍の展示も行なわれている。

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