エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)は28日、指紋センサーと指紋管理サーバーを組み合わせた企業向けの指紋認証ソリューション“e-UBF Small Office Kit プラス”の販売を8月1日に開始すると発表した。価格は75万6000円。
“e-UBF Small Office Kit プラス”は、残留指紋が残らないスイープ型の指紋センサーユニット『e-UBF Unit』、Windowsやアプリケーションのログ管理にも対応した指紋管理サーバー『e-UBF Server』で構成され、最大1000個のセンサーユニットを接続できるのが特徴。既存のウェブやWindowsのアプリケーションの認証方式を、ソフトを変更せずに“ID/パスワード”から“指紋認証”に設定するためのツール『e-UBF ID Manager(IDマネージャ)』が標準で付属するほか、ロシアで軍事用に利用されていたデータベース“Linter”を採用した指紋認証出退勤管理ソフト『e-UBF TimeRecorder(評価版)』も付属する。なお、指紋認証システムは、(株)ディー・ディー・エスが開発したもので、独自の周波数解析法により登録拒否率が0％(同社の実測値)であるという。
対応OSは、サーバーがWindows 2000 Server(SP4以上)/Advanced Server、Windows Server 2003で、クライアントがWindows XP Professional、Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server。ウェブサーバーは、サーバー/クライアントともに、Internet Explorer 6以上。
“e-UBF Small Office Kit プラス”は、e-UBF Unit×10ユニット、e-UBF Server(最大50ユニットライセンス)、e-UBF ID Manager×10ライセンス、e-UBF TimeRecorder(評価版)の構成で、価格が75万6000円。
