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キヤノン、B0対応の大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF W8400”に染料インクモデルを追加

2005年07月25日 22時51分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は25日、1月に発表した最大B0ノビサイズ(44インチ幅)対応の大判プリンター“キヤノン imagePROGRAF W8400”に染料インクを利用する『キヤノン imagePROGRAF W8400(染料インクモデル)』を8月3日に発売すると発表した。価格は59万8000円(税別)。

“imagePROGRAF W8400”“imagePROGRAF W8400”

“imagePROGRAF W8400”は、発色性/耐光性/耐水性/色安定性の高い顔料インク(Pgインク)を利用する“顔料インクモデル”として販売されていたが、今回、染料ならではの鮮やかで豊かな色彩を求めるユーザーの要望に応えるとともに、多様化する市場に幅広い選択肢を提供する目的で染料インクモデルを追加するもの。染料インクは、普通紙やコート紙などの廉価な用紙でも発色の良いのが特徴。1インチ幅の超多ノズル(各色1280ノズル)の高密度プリントヘッドを搭載し、インク滴のサイズは4pl(ピコリットル)など、基本仕様は顔料インクモデルと同じで、印刷速度はA0サイズで約2.2分、A1サイズで約1.3分。解像度は2400dpi×1200dpi。インクタンクは『BCI-1411』で、BK/C/M/Y/PC/PMの6色(各色330ml)。本体サイズは幅1642×奥行き972×高さ1075mm、重量は約98kg。

インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)で、対応OSはWidows XP/2000/NT 4.0/Me/98、Windows Server 2003、Mac OS X、Mac OS 8.6/9。染料インクモデルの発売に併せて、標準装備のポスター作成ソフト『PosterArtist』の“ポスター簡単作成機能”が強化されており、作成したポスターをテンプレートとして登録できる“マイテンプレート”機能を搭載したほか、POP調などの文字機能の強化や地図(全国/地方別/都道府県別の白地図)などのクリップアートの追加などが行なわれている。操作画面の見直しも行なったという。

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