梅雨が明ければ夏の行楽シーズンということで、海へと繰り出す人も多いことだろう。海辺に撮影機器を持ち込むとなると、頼りになるのが防水機能を備えるデジタルカメラ。すでに防水ではない製品を持っているという場合でも、オプションとして用意されている防水ハウジングがあれば心強いものだろう。今回は、ハードな環境でも思い出を残してくれる防水対応デジタルカメラ、そして水中撮影も可能になる防水ハウジングの価格を調査した。
店頭には、こんな涼しげなディスプレイも見ることができるようになった |
この夏、防水デジタルカメラで注目されるのが、ペンタックス「Optio WP」。コンパクトでスタイリッシュなデザインでありながら、“指定圧力(数値はメーカーによって異なる)の水中に常時没して使用できる”というJIS保護等級8級の防水機能を備えるとうたう製品だ。防水・防塵デジタルカメラとして知られるコニカミノルタ製“DIGITAL現場監督”シリーズ、あるいはこの夏登場予定のauの携帯電話「G'zOne TYPE-R」の防水機能は、“定められた条件(水深1m/30分)で水中に没しても、内部に水が入らないもの”というJIS保護等級7級だ。ちなみに、“生活防水”をうたっている製品は、“いかなる方向からの水の飛沫を受けても、有害な影響がないもの”という条件のJIS保護等級4級にあたるため、水中での使用はできない。