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カノープス、グラフィックスカード“MTVGA”の新モデルやモバイルチューナー“板ちゅー”を発売

2005年07月13日 23時18分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は13日、グラフィックスカード“MTVGA”シリーズ3機種『MTVGA X550』『MTVGA 6200A』『MTVGA 6600P』とモバイルチューナー“板ちゅー『KTVX-CB』、USB 2.0接続の外付け型チューナー“Digital Video Recoder”『DVR-777U』の5製品を7月下旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『MTVGA X550』が1万5000円前後、『MTVGA 6200A』が1万4000円前後、『MTVGA 6600P』が2万円前後、“板ちゅー”が1万円前後、『DVR-777U』のみ8月上旬発売で3万5000円前後。

MTVGAの3製品
左から『MTVGA 6600P』『MTVGA 6200A』『MTVGA X550』

『MTVGA X550』『MTVGA 6200A』『MTVGA 6600P』は、ハイビジョンテレビ出力(D4端子)に対応したグラフィックスカード“MTVGA”シリーズの新モデル。

『MTVGA X550』は、カナダのATIテクノロジーズ社のグラフィックスチップRadeon X550と128MBのメモリー(128bitバス)を搭載したPCI Express x16用で、アナログRGB、デジタル(DVI-I)、TV出力(コンポーネント/Sビデオ/コンポジットビデオ)用の端子を装備する。最大解像度は2048×1536画素。映像回路に独自のチューニングを施したほか、静音化/ノイズレスのためにファンレス仕様となっているのが特徴。本体サイズは幅175×奥行き17×高さ110mm、重量は約252g。対応機種はPentium III-1GHz以上とメモリー256MB以上を搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP SP1(SP2推奨)で、Windows XP Professional x64 Editionに対応したグラフィックスドライバーソフトはチップメーカーのホームページからダウンロード可能という。コントロールソフトとして『FEATHER2005 V2』が付属する。

『MTVGA 6200A』と『MTVGA 6600P』は、“MTVGA”シリーズで初めて米エヌビディア社のグラフィックスチップを搭載した製品。『MTVGA 6200A』は、GeForce 6200と128MBのメモリー(64bitバス)を搭載したAGP 8x用で、アナログRGB、デジタル(DVI-I)、TV出力(コンポーネント/Sビデオ/コンポジットビデオ)用の端子を装備する。最大解像度は1048×1536画素。本体サイズは幅168×奥行き15×高さ66mm、重量は約140g。『MTVGA 6600P』はGeForce 6600と128MBのメモリー(128bitバス)を搭載したPCI Express x16用の上位モデル。アナログRGB、デジタル(DVI-I)、TV出力(コンポーネント/Sビデオ/コンポジットビデオ)用の端子を装備する。本体サイズは幅163×奥行き15×高さ105mm、重量は約276g。

板ちゅー
“板ちゅー”『KTVX-CB』

“板ちゅー”『KTVX-CB』は、PCカード(Type II、CardBus対応)型のテレビチューナーで、ノートパソコンを利用してテレビ視聴や録画が可能。ロッドアンテナが同梱され、TV操作/録画予約/DVD作成が行なえるコントロールソフト『かんたん換太郎』も付属する。対応OSはWindows XP/2000 Professional。

USBチューナー
“Digital Video Recoder”『DVR-777U』

『DVR-777U』は、ハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載した外付け型のTVチューナーユニット。ソニー(株)のスプリットキャリアチューナーを採用し、3D Y/C分離や3Dノイズリダクション(排他利用)、ゴーストリデューサーなどの画質補正機能を搭載しているのが特徴。スタンドアロンで起動してテレビ視聴を行なうことも可能。インターフェースはUSB 2.0に対応。コントロールソフトとして『FEATHER2005 V2』が付属し、追加のネットワーククライアント用ライセンスも付属しており、ネットワーク経由で別のパソコンから視聴/録画や予約録画などの操作を行なうことができるようになっている。また、ハイエンド向けの製品として、マットブラックのスチールケースとスチール加工されたインシュレーターを採用したほか、スモークアクリルパネルとブルーバックLCDディスプレーモジュールによるステータス表示を採用したという。

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