このページの本文へ

Abitもヒートパイプ搭載マザーを発売! “955X”マザーなど3モデルが登場!

2005年07月05日 22時20分更新

文● 美和

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Abitからチップセットの冷却にヒートパイプを採用したマザーボード3モデルが登場した。チップセットに“i955X”を搭載した「AW8-MAX」、“nForce4 SLI”を搭載した「AN8 SLI」 、“ nForce4 SLI Intel Edition”を搭載した「NI8 SLI」となっており、どのモデルにもハイ・デフィニション・オーディオとドルビー・マスター・スタジオに対応した8ch出力が可能なオーディオ用のドーターカードが付属している。

AW8-MAX
チップセットに“i955X”を搭載した「AW8-MAX」。チップセットクーラーにヒートパイプを採用している
“Silent OTES”
ヒートパイプがブラケットに装着されたヒートシンクまで伸びている。CPUクーラーの風を利用して冷却を行なう、同社が“Silent OTES”という機構を採用している

 3製品とも同社が“Silent OTES”と呼ぶ冷却機構を採用。これはチップセットが出した熱を基板中央を走る銅製ヒートパイプがブラケットに装着されたヒートシンクまで運ぶというもので、以前紹介したASUSTeK製“nForce4 SLI”搭載マザー「A8N-SLI Premium」に似た機構を採用している。
 チップセットに“i955X”+“ICH7R”を採用した「AW8-MAX」は、同社のLGA 775対応マザーの最上位モデルに当たる製品で、拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×2、メモリスロットはデュアルチャンネルに対応しており、DDR2-800に対応したメモリを最大4本搭載(8GB)可能。IEEE 1394、USB 2.0、8chオーディオ、チップセットとSilicon Image製チップによるSerial ATA II×6、ギガビットイーサネット×2がオンボードで搭載されている。また、4つのSerial ATA IIポートはチップセットによるRAID 0/1/5/10をサポートする。インターフェイスは、IEEE 1394×1、USB 2.0×4、ギガビットイーサネット×2など。価格はTSUKUMO eX.で2万8980円。

インターフェイス ドーターボード
インターフェイス部分は非常にシンプル。ギガビットイーサネット×2のほかUSB 2.0ポートが用意されているののみこれが付属のドーターボード。8ch出力のほか、S/PDIF(オプティカル)による音声の入出力が可能

 一方、“nForce4 SLI”を搭載した「AN8 SLI」と“ nForce4 SLI Intel Edition”を搭載した「NI8 SLI」は似た構成の製品だ。拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x1×2、PCI×2。他社製品同様、2つのPCI Express x16スロットの間にはSLI/NORMALを切り変えるための基板が用意されている。メモリスロットは「AN8 SLI」がデュアルチャンネルのDDR2-667対応メモリを最大4本(8GB)まで、「NI8 SLI」がデュアルチャンネルのDDR-400対応メモリを最大4本(4GB)搭載可能。またIEEE 1394(「AN8 SLI」のみ)、USB 2.0、8chオーディオ、Serial ATA II(RAID 0/1/0+1サポート)、ギガビットイーサネットをオンボードで搭載。価格は「NI8 SLI」がTSUKUMO eX.で2万6480円、「AN8 SLI」が高速電脳で2万2800円。

「AN8 SLI 切り替え基板
“nForce4 SLI”を搭載した「AN8 SLI」他社製品同様、2つのPCI Express x16スロットの間にはSLI/NORMALを切り変えるための基板が用意されている
「NI8 SLI」 Serial ATA2
“ nForce4 SLI Intel Edition”を搭載した「NI8 SLI」チップセットによるSerial ATA II(RAID 0/1/0+1)をサポートする
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ