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KDDI、時速120km以下の移動環境で安定した通信が可能な“IEEE 802.16e”の実証実験を開始

2005年06月29日 18時20分更新

文● 編集部

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KDDI(株)は29日、標準化が進められている無線通信規格“IEEE 802.16e”を利用する無線局の実験局の免許を取得し、大阪地区の中心部において移動環境での基礎的な無線伝送実験に成功したと発表した。同社では本格的な性能評価を目的とした実証実験を7月に開始する。

IEEE 802.16eでは、時速120km以下の移動環境で安定した通信を行なえるのが特徴。同社では、今後同じ地区において、100台以上の移動局((PCカード型端末など)を使用して有効性を検証し、都市部における第3世代携帯電話システムを補完する無線方式として性能評価を行なう予定。

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