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リコー、カラーレーザープリンターと連携できる業務用デジタルカメラ『Caplio R2S』を発売

2005年06月28日 16時25分更新

文● 編集部

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(株)リコーは28日、業務用デジタルカメラとして『Caplio(キャプリオ) R2S』を同日付けで発売すると発表した。価格は6万900円。

『Caplio R2S』
『Caplio R2S』

『Caplio R2S』は、2月に発表した光学4.8倍ズームレンズと2.5インチ液晶ディスプレーを搭載したコンパクトタイプのデジタルカメラ『Caplio R2』をベースに、ビジネス用途に特化した機能を追加した製品。同社のカラーレーザープリンター『IPSiO CX9800』『同 CX8800』と接続すれば、一覧形式のプリントが行なえるほか、IPSiOに登録された帳票フォーム(報告書や回覧文書など)にプリントできるのが特徴。撮影した画像ファイルにテキスト情報や音声データをメタデータとして付加する“カメラメモ機能”も搭載しており、パソコンで作成した項目リストをカメラに取り込んで撮影時にリストから選択したり、カメラ本体で英数字を入力したりできる。帳票プリント時にカメラメモを印字することもできる。

また、業務などでは同一の条件での撮影が多いことから、任意の設定値でカメラを起動することも可能。保持できるのは、ズーム位置/シーンモード/フォーカス位置/撮影アイコン拡大/DISPモード(シンクロモニター以外)/連写/露出補正/ホワイトバランス/画質・サイズ/フォーカス/測光方式/ISO感度など23項目。USBのマスストレージ機能も初期設定されている。そのほか、オプションのケーブルスイッチにも対応し、カメラに直接触れずにシャッターを押すことができるようになっている。カメラとしての基本機能は『Caplio R2』と同等。

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