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松下電器産業、人感/動作検知のダブルセンサー搭載のホームネットワークカメラ『BL-C31』など2製品を発売

2005年06月28日 17時13分更新

文● 編集部 内田泰仁

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松下電器産業(株)は28日、家庭向けネットワークカメラの新製品として有線/無線LAN対応の『BL-C31』および有線LANのみ対応の『BL-C11』の2製品を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は『BL-C31』が4万円前後、『BL-C11』が3万円前後。発売時期は7月中旬。

『BL-C31』『BL-C11』

『BL-C31』および『BL-C11』は、既存製品『BL-C30』『BL-C10』に続く製品(2製品とも継続販売)。ネットワーク経由でのカメラ監視や操作が可能で、従来製品で装備していた“人感センサー”(温度変化を感知するセンサー)に加え、カメラの撮影範囲内の映像の変化を検知する“動作検知”機能を新たに装備し、人感/動作検知のダブルセンサーにより、センサー反応時の画像やその前後の画像の一時保存、メールやFTPによる画像転送を行なうことが可能。画像の変化を読み取る“動作検知”は、ガラス越しの映像でも検知が可能で、距離や気温の影響が人感センサーよりもないのが特徴。また、しきい値と感度の設定も可能となっている。

このほかの新機能としては、画像の中央部を10倍までズーム可能な“10倍デジタルズーム”(倍率操作はホイール付きマウスのホイールで操作できる)、2種類のセンサーが働いた履歴を1日1回、定期的にメールする“おしらセンサー”を装備。また、従来機種にも搭載されていた暗い環境での撮影に効果を発揮する“カラーナイトビューモード”の機能向上が図られ、暗部での撮影画質がより明るく鮮明なものになっている。

なお、従来機種に装備されていた

  • レンズをカメラ本体内に格納する“かくれンズ”機能
  • UPnPによる簡単設定機能
  • 同社のTV向けネットワークサービス“Tナビ”対応機器や携帯電話からのカメラコントロール

などの機能は、新製品にも継承されている。

本体サイズ/重さは、『BL-C31』が幅74×奥行き73×高さ98mm/約200g、『BL-C11』が幅74×奥行き61×高さ98mm/約170g。有線LANは両機ともの10/100BASE-TX対応、『BL-C31』の無線LANはIEEE 802.11b/g準拠。カメラ部の撮像素子は1/4インチ/約32万画素のCMOSセンサー、撮影画像の形式はJPEG(動画はMotion JPEG)、撮影解像度は160×120/320×240/640×480ドット、画質モードは3段階(画質優先/標準/動き優先)、画像更新速度(フレームレート)は160×120/320×240ドット時で最大秒間15枚、640×480ドット時で最大秒間7.5枚。

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