このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

VALUESTAR G タイプC

VALUESTAR G タイプC

2005年07月06日 02時14分更新

文● 鈴木 雅暢

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VALUESTAR G タイプC

日本電気/NEC Direct

11万4345円~

ホワイトベースのシンプルなスリムボディに
先進のハイパフォーマンスを搭載

アスキーとNEC Directのコラボレーションサイト“NEC Direct 24”
「VALUESTAR G タイプC」など、NEC Direct製品の最新情報はこちらからご覧いただけます。画像をクリックするとアスキーとNEC Directのコラボレーションサイト“NEC Direct 24”に移動します。

 量販店の店頭には、AV機能に特化したリビングPC、ビジネスシーンで活躍する基本性能重視のスタンダードPC、Webブラウズやメールを中心に利用するライトユーザー向けの低価格PCなどなど、さまざまなバリエーションのPCが売られている。しかし、PCの操作に慣れ、機能に詳しくなってくると、いろいろ注文も多くなる。「なかなか自分に合うスペックのPCが見つからない」と感じる方も少なくないだろう。セレクションメニューによりスペックの柔軟なカスタマイズが行なえるNEC DirectのPCは、そういったユーザーにこそお勧めしたい。

 ここで紹介するVALUESTAR G タイプCは、「付加機能を省いたシンプルで性能の高いPCがほしい」「ビジネス用途がメインだが、TV録画などもいろいろ楽しみたい」といった、なかなか店頭で販売されているPCではフォローされにくい、中上級者の微妙なニーズに応えるデスクトップPCだ。ダイレクト専用モデルとして展開される本機は、シンプルなスリムタワー型ボディに高い基本性能を凝縮。CPUをはじめとした主要パーツはセレクションメニューによりカスタマイズが可能で、ダブルチューナ搭載TVボードを追加できるなど、多様なニーズに応える柔軟性もあわせ持っているのが特徴だ。



スリムなボディながら多彩なカスタマイズで細かなニーズにも対応できる『VALUESTAR G タイプC』。液晶ディスプレイは、写真のSoundVuシステム搭載の17インチ高輝度デジタル液晶ディスプレイ(解像度1280×1024ドット)を筆頭に3種類と“モニタなし”が選べる

高性能かつ将来性の高い基本システム
Pentium 4 570J(3.80GHz)も選択可能

 基本システムとしては、Intel 915G/ICH6チップセットを核としたインテルの“LGA775”プラットフォームを採用し、DDR2 SDRAM、PCI Express、シリアルATAといった、先進アーキテクチャーをサポートしている。各種構成パーツは、NEC Directならではの“セレクションメニュー”によりカスタマイズが可能だが、その選択肢には基本性能の高いパーツが揃う。特にCPUは、インテルのPentium 4シリーズとして最速のPentium 4 570J(3.80GHz)を搭載可能。このクラスの省スペースタイプとしては異例ともいえるハイパフォーマンスが実現できるのは本製品の大きな特徴だ。

容積14リットルのスリムタワーケースは、タテ置きヨコ置き両対応。ホワイトベースにブラックのアクリルパネルを貼った上品なデザインで、パネルの下にはUSB 2.0ポートやヘッドフォン出力、ボリュームつまみが配置されている。光学ドライブはスリムタイプを採用している
筐体内部。拡張スロットとしては、PCI Express x16スロット、2本のPCIスロット(ライザーカード経由)を装備する

 また、メモリはDDR2-533(PC2-4200 DIMM)に対応。DDRの最高速であるDDR400(PC3200 DIMM)よりも高速で、消費電力も約半分ですむというメリットがあり、これから主力になることが期待される将来性の高いメモリだ。2枚1組で差すことで転送速度を2倍にするデュアルチャネルにも対応しており、高速なCPUのパフォーマンスをフルに生かすことができるようになっている。

 新インターフェイスのシリアルATAに対応したHDDは、容量が3種類(80GB/160GB/200GB)から選べる。シリアルATAは、これまでのパラレルATA(Ultra ATA/100など)に比べて高速なデータ転送が行なえるだけでなく、ケーブルが細くて取り回しやすいというメリットもあり、本機のような省スペースPCにおいてはケース内のエアフローを妨げないという点でもアドバンテージになっている。

 通信機能も充実している。標準装備の有線LANは、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)に対応。100BASE-TXの10倍にあたる1000Mbps(=1Gbps)の高速転送に対応しており、ネットワーク経由で大容量のデータを転送する場合に大きな威力を発揮する。セレクションメニューでは、IEEE802.11a/b/gのトリプルバンドに対応した無線LANアダプタも追加することができる。このアダプタは無線LAN高速化技術の“Super AG”に対応しており、Super AG対応のアクセスポイントを使えば、IEEE802.11a/gをより快適なスピードで利用することができる。



前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン