このページの本文へ

エルピーダメモリ、2GbitのDDR2 SDRAMの開発を完了

2005年06月23日 23時09分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エルピーダメモリ(株)は23日、80nmプロセスの量産に向けた開発を完了し、80nmプロセスにより製造した2GbitのDDR2 SDRAM製品の一次評価を完了、開発に成功したと発表した。

2Gbit DDR2 SDRAM
2Gbit DDR2 SDRAM

開発した2Gbit DDR2 SDRAMは、プロセスと回路/レイアウト設計を最適化することで、現行のDDR2-667(667Mbps)より20%高速なDDR2-800(800Mbps)の安定供給を行なえるようにしたほか、動作電流を低減し、100nmプロセスの1Gbit品とほぼ同等の電流特性としたのが特徴。標準のメモリーモジュール(DIMM)に搭載できるようにチップサイズを小型化し、レジスタードDIMM(高さ30mm)やFB-DIMM(高さ30.35mm)に搭載可能としたという。

同社では、本格的な量産化に向けて、評価と改良を進め、年度内の量産開始を目指すとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン