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サン・マイクロシステムズ、“OpenSolaris”に関するプレスセミナーを開催――次期Solarisはコミュニティーの“力”を取り入れて進化

2005年06月22日 23時38分更新

文● 編集部 内田泰仁

サン・マイクロシステムズ(株)は22日、今月14日からソースコードの公開/配布が始まった“OpenSolaris”をテーマとしたプレス関係者向けのセミナーを開催した。同セミナーには、米サン・マイクロシステムズ社のOpenSolarisマーケティング担当マネージャーのクレーア・ジョルダーノ(Claire Giordano)氏、OpenSolarisエンジニアリング担当ディレクターのステファン・ハープスター(Stephen Harpster)氏、日本法人のプロダクトマーケティング本部本部長の纐纈昌嗣(こうけつまさつぐ)氏が出席し、解説や質疑応答を行なった。

OpenSolarisマーケティング担当マネージャーのクレーア・ジョルダーノ氏OpenSolarisエンジニアリング担当ディレクターのステファン・ハープスター氏日本法人のプロダクトマーケティング本部本部長の纐纈昌嗣氏
この日のセミナーに出席したサンのメンバー

“OpenSolaris”は、『Solaris 10』のソースコードを、オープンソース推進団体“OSI(Open Source Initiative)”の認定したライセンス方式“Common Development and Distribution License(CDDL)”に基づいて提供する取り組み(およびオープン版Solarisの名称)。同社は今年2月にもSolarisのオープンソース化に関するプレスセミナーを開催しており、今回のセミナーでは、全面公開に伴う動きなどが紹介されている(“OpenSolaris”の基本的な考え方や同社の狙い、展開については2月のセミナーの模様を伝えた記事に詳しい)。

“OpenSolaris”のウェブサイト。デベロッパーにとって情報が探しやすいことを考慮してデザインされているという“Community Advisory Board”(CAB、コミュニティーの諮問委員会)のサイト。CABのメンバー選定基準や取り組みなどについての情報がまとめられている。現在CABメンバーには2人のサンのスタッフが加わっている
ソースコード公開までの道のり

“OpenSolaris”の狙いについて同社は、Solarisのオープンソース化による“オープンソース・エコシステム”を確立(コミュニティーの力も取り入れた機能拡張、対応アプリケーション開発者の増加とアプリケーション開発のスピードアップ、アプリケーションの充実と適用システムの拡大、システムやアプリケーションの販売機会の増大)を挙げているが、ジョルダーノ氏はこの日のプレゼンテーションの中で“コミュニティーの重要性”を筆頭に挙げている。



Solarisをオープン化した“理由”“OpenSolaris”の特徴

また、質疑応答の中では、Solarisをオープンソース化したことに伴う今後のSolarisの開発に対する方向性や投資の変化に関連する質問がたびたび出されたが、ジョルダーノ氏は「今後もエンタープライズ向けのSolarisへの投資はこれまで同様に継続し(ハープスター氏はむしろ拡大するのではと補足している)、サン自身による技術の革新にも取り組んでいく」とするとともに、これまでとの違いについては「コミュニティーの協力を(将来のバージョンのSolarisに)取り入れていくという点が異なる」と述べている。また、ハープスター氏は「(サン自身の)開発チームに不満があるという理由ではなく、自社の優秀な開発チームにだけでなく、さらに多くの(社外の)開発者にもSolarisの進化に加わってほしいということが最大の狙い」だとしている。

また、ローカライズや国際化に関連して、ドキュメントの日本語化や日本語コミュニティーの立ち上げに関する話題も取り上げられたが、纐纈氏は「ローカライズや国際化についての議論はもっとも活発なテーマのひとつ」だとしており、日本独自のコミュニティーもいずれ立ち上がるとしている。また、ドキュメントの日本語化に関しては、「ゆくゆくはコミュニティーベースで進めてほしいところ」としながらも、“OpenSolaris”自体が立ち上げ直後であることから、纐纈氏を含む日本法人のスタッフが重要度の高いものから随時取り組んでいるという。

なお、現バージョンのオープン化に伴う今後の動向が気になる次期バージョンのSolaris(「それがSolaris 10.1なのかSolaris 11なのかは現時点では何とも言えないが」と添えている)の“あり方”についてだが、ハープスター氏によると「基本的に“OpenSolaris”をベースとしていく」としている。ただし、“OpenSolaris”のすべてが同社の製品パッケージとしての次期Solarisにすべて盛り込まれるわけではなく、コミュニティーでの議論や開発が途上にあるものなどは、クオリティー上外すという可能性は十分にあるとしている。

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