ソフトバンクBB(株)は15日、ビートラステッド・ジャパン(株)の第三者割当増資の引き受けなどにより、同社を子会社化すると発表した。これにより、ソフトバンクBBは、ビートラステッド・ジャパンのパートナー企業である米サイバートラスト(Cybertrust)社のPKI(Public Key Infrastructure)製品の日本国内での独占販売ライセンスを取得し、セキュリティー分野のビジネス基盤を強化する。併せてソフトバンクグループ傘下に置くことで、グループ内のセキュリティー基盤も強化するとしている。
子会社化は、ビートラステッド・ジャパンの第三者割当増資による普通株式1万1422株を引き受けるほか、既存株主が所有する9720株を譲り受けることで行なわれ、買収後のソフトバンクBBの所有株式数(所有割合)は2万1438株(58.4%)となる。株式譲り受けは7月1日で、第三者割当増資払い込みは7月15日の予定。買収金額は約20億円。