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今度はさいたま市で会いましょう! 交通博物館で“さよなら交通博物館 特別展示”を開催!

2005年06月14日 22時35分更新

文● 北村

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 交通博物館では本日より閉館日まで、“さよなら交通博物館 特別展示 交博秘蔵 乗り物模型蔵出し大公開”を開催する。交通博物館の閉館にちなみ、かつて館内に展示されていた鉄道車両を中心に陸・海・空の各分野にわたって製作された精巧な大型精密模型を公開する。

交通博物館 交通博物館
国鉄時代にあった万世橋駅の跡地にある交通博物館現博物館で展示されている鉄道車両を新博物館へ移設するには、現在の建物を取り壊さなければならないそうだ。建物の老朽化もあり、現博物館は閉館後に取り壊されることが決まっている

 70年を経過し老朽化と陳腐化が著いことなどを理由に2006年春ごろに閉館が決まった交通博物館。展示されているのはかつて館内に展示されていた縮尺1/10、1/15、1/20などの精密模型だ。C55形蒸気機関車、EF53形電気機関車などの同館の秘蔵の乗り物模型のほか、自動車、航空機、船舶の模型も展示される。また、18日(土)から閉館日まで「さよなら交通博物館 特別展示 交博所蔵 洋画特別公開」を開催する予定。長谷川利行の 「赤い機関車庫」など、関東大震災や戦争の災禍を乗り越えた同館所蔵の鉄道を描いた洋画を展示公開する予定とのこと。
 なお、交通博物館はさいたま市大宮区に移転。現博物館の8.5倍の4万2500平方メートルの敷地に一部3階建て、延べ床面積約2万平方メートルの新博物館を建設し、2007年度中に「鉄道博物館」としてオープンする予定だ。

交通博物館の閉館を2005年末と記載しましたが、2006年春ごろ(2005年度末)の誤りでした。また、移転先をさいたま市宮区と記載しましたが、さいたま市大宮区の誤りでした。重ねてお詫びして訂正します。
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